日常些細事
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2004年06月15日(火) うーむ。困った

 引越し先を捜して不動産屋の『チビチビ(仮名)』に行く。不動産屋さんとしてはかなり妙な名前だが全国展開のお店である。
 ここではいきなり
「保証人はどなたになってもらいますか?」
と聞かれた。
「友人に頼もうと思ってますが」
そう答えると不動産屋さんいわく、
「うちは親族の方意外は一切お断りしてるんですよ」
 同じようなことは他の店でも言われた。
 私は友達にはそれなりに信頼されていて、だから保証人になっても良いという人が何人かいるのだが、親戚にはまるで信用されていない(りゆうわきかないで)。
 唯一親しくしてくれていた叔父も数年前に無くなり、頼みごとのできる血縁はいなくなってしまった。
 今の家を借りたのは10年ほど前だが、保証人は母親の友人(愛人ですね要するに)になってもらった記憶がある。「保証人は親族」、と貸し手がうるさく言うようになったのは近年のことだろう。
 確かに店子がトラブルを犯した時、赤の他人よりも血の繋がった者の方が情に訴えて責任を取らせやすいかもしれない。
 私も昔、母親があちこちに作った借金を返してまわったことがある。サラ金などから電話がかかってきて脅迫まがいに母親の居場所を尋ねられたりすると、自分に返済義務の無いことはわかっていても、
「わしゃ知らんもんね」
とは言えなかったものだ。
 うーむ。しかし困ったぞ。
 これでは新しい家を借りられないではないか。


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