日常些細事
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本日はお休み。昼から散髪に行く。私は美容院に行く男を 「おかまみたいな奴だな。けっ」 と思っているので(本当におかまとして生きている人は尊重するが)、髪を切るのは3色のねじりん棒看板がくりくり回転している、昔ながらの散髪屋と決めている。 行きつけの半蔵理髪店(仮名)は今日も空いていた。あまりお客が来ないのだ。待たないで用事を済ませられる、というのがこの店の良いところである。 外の気温はもう30度を超えている。 先月ここへ来た日も暑かった。さっぱりした髪型にしたいと思い、店主に 「短くしてくださいっ」 と元気良く言ったら丸刈りにされてしまったので、今回は 「すこし短くしてください」 と注文をする。 「すこしね・・・」 店主は心なしか残念そうだった。 丸刈り頭になってしばらくは何人ものひとから 「いったいどうしたんですか。」 と質問され、テレもあって 「ちょっとある筋と揉めましてね、詫びを入れるため坊主になりました」 そう答えると、みんな 「ああ。なるほど」 と納得していた。 私は世間からどう見られているのだろうか。 ひと月ではまだそれほど髪も伸びず、襟や耳の周りを切りそろえるぐらいでほどなく散髪は終った。スポーツ刈りといった感じである。 よしよし。 まずは満足して店を出る。 その後2,3の店を回って買物をし、夕方帰宅。 家に帰ると猫が庭に糞をしていた。 怒りながら掃除する。
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