模写・手のモデリング。グラッフィート実験開始。 2005年06月22日(水)
----------
今日は時間がなくて、手の輪郭と白色モデリングだけ。
シルバーホワイトとフレンチバーミリオンで、中間色より明るい白部分だけ描く。
真っ白にせず、暗部はそのままテールベルト色を残すのがコツ。…だそうだ。
この絵、首や手がやたら長い。長いけど優美。
それでいて筋肉とかきちんと押さえてる。
ダ・ヴィンチより前だから、まだ解剖学発達してないと思うんだけれど、
経験値だけでこの正確で端正なラインがとれてるのか…。
やっぱフラ・アンジェリコってエライ人だなぁ。
----------
◆金箔と油彩層のテスト
左が板地金箔、右がキャンバス布に金箔。
明らかにキャンバス布の方は情けないが、絵の具をのせるとそうでもないかな?
板地金箔に油彩層をのせ、ニードルで引っ掻いてみると、細いラインに金がのぞく。
グラッフィートという技法だそうで、ペン画と同じように描ける。
結構面白いので、油彩層をのせて乾かしている。
ペン画は黒くしていくのに対し、グラッフィートは明るい部分が見えてくるのが
違う。キャンバス地でも試してみようっと。
by HPY
Diary INDEX
|
BACK
|
NEXT
|
制作日誌をメールで読む |
HOME GALLERY