余白を大きくとる 2004年06月09日(水)
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F10号板地と迷ったが、余白を大きくとりたい。
思い切って30号にチャレンジ。
たたずまい、わずかに上を向く女性。
上を向くと目線が対角線でいいかな、と思ったのだけれど、
不自然なのでラフイメージに戻る。
最初はスケッチの動きを意識していたのに
いつのまにか写真をあてにしている。
参考写真を一生懸命見ても、
最初のスケッチのようなシンプルな動きは出ないよ。
人物細密をする気はないんだから気を付けて。
イメージは…今朝見た美術図鑑の
古代イタリアの彫刻のような。(ギリシャ同化以前の)
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こちら、乾いたのでツヅキを描く。
う〜ん、板地だから滑るのか、
テンペラが古くて定着力が劣化したのか、
どうにも食いつきが悪い。
ハッチングができないので、途中から厚塗りに。
明暗ばっかりばりばり出て、『叙情的』ではないわね。
(なんかもっとピタッとくる形容詞ないかな。)
by HPY
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