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立つ子供 - 鉛筆と線と色、イメージと計画。         2001年06月22日(金)

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The child who stands
今日は「立つ子ども」の絵を描きだした。やっと。
鉛筆で下描き。幸運なことに、いろいろとイメージが湧いてくるので、忘れない内に一応メモっておく。

とりあえず鉛筆で下書き。バックの扉・廊下・畳のラインは、ぶつかる所なので大事にしたい。フリーハンドでアタリをとって、定規で線を引くのだが、どうもパースがおかしい。相棒に室内パース画を一つ描いてくれないかと頼んでみたらOKらしく、今晩あたりお願いしたい。

やりたいこと。マチエール編。
線を活かしたい。
鉛筆の描き易さ。鉛筆のような線を活かしたい。
ベン・シャーンのような一種乱暴な線が描きたい。

面。
オットー・ディックスや藤田のように、何もない面に透明な膜のようなマチエールを作りたい。

色。
下地色として赤茶のラインを入れたい。
ペン入れをしたい。
有色で鉛筆のようなタッチをつけたい。
エジプト模写のように。
全体的には黄色白っぽく。
黄・茶系の垂直線をたくさん入れたい。

再び線。
線を活かすには、三次元丸彫り効果のハッチングをしていては線とぶつかってしまう。テンペラ画で三次元と二次元の絵があるが、どちらを目指すか。三次元の方が作業的に手間だが、やり方は簡単。描き進めればそれなりに絵になる。二次元は短時間でできるかもしれないが、集中した一発勝負。多分失敗率高し。

とりあえず今回はどちらを目指すか。多分、今回は二次元のシャーンを目指すと思う。いろいろとイメージが湧くときはいいな。実現はうまくできないけれど、理想があるといい。

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おまけ。

鉛筆線の上にペン描きしたら、失敗した。
石膏地はケント紙のようで、けばだたないし、鉛筆描くのに最高!と思っていたけれど、ペンはダメだ。石膏がペン先にたまって全然細い線が描けませんでした。

失敗じゃ。まぁ失敗も経験じゃ。
ペンを筆に変え、墨入れは続けよう。

by HPY


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