子供を追いかける 2001年06月23日(土)
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チビを連れて公園へ。仕事でてんぱってるはずの相棒もなぜかやってくる。
う"ーん、相棒は疲れていると思うので、土日はゆっくり昼寝でもさせてやりたいと思っているのだが、いつもいつもチビ連れの散歩にはついてくる。なんだかんだいって一緒にいたいのだろうか。ふむ。
公園へ行く。アスレチックのある公園が好き。体は人よりでかいがチビはかなりの慎重派。今日初めて、今まで登れなかった高いところへ一人で登れるようになった。やっとだなぁ。技術的には(?)問題ないのに、嫌がって怖がって、一人で登れるようになるのに1年くらいかかったような気がする。
今日は写真を撮らずにクロッキーをした。
早い早い!!!!公園で子供を描くのはそういえば初めてかも。
めちゃくちゃ早い!!!!!!
この間ゲートボールしているじじばばも思ったより早い!と思っていたが、比じゃない。でも、小学生ぐらいになると、動きが少しパターン化して描きやすい。幼児はダメだ。動くと言ってもたいてい同じパターンを繰り返すものなので行動を待ち伏せするが、幼児に限って予測もつかないよ。
スピードクロッキー、写真やものをよく見て細部を描くときとは違っているのに気づく。形が丸くなる。昔の絵って、バックの人たちの顔や体がやたらと丸っこかったりするのだが、そんな感じ。細部をとばして、丸い顔や体を描く。完成されはしないが、不思議な感じ。
チビがブランコに乗った。相棒が後ろを押している。隣でチビより少し大きい女の子が、夢中になってたちこぎしている。すごい高い。女の子は「すごいでしょーーー!!」って自慢している。うん、確かにスゴイ。でもやっぱり私と相棒はチビののろいブランコにしか興味がないのに気づく。
こないだの「光れ!泥だんご」じゃないけれど、「良いもの」の価値について考える。多分、絶対的に「良いもの」というものはないんだな。質がどんなに高くても、観るものにとって必ずしも価値のあるものではない。
今、その人にとってより興味を惹かれるもの、その中でより質が高いもの。それがその人にとっての今価値のある「良いもの」。そんなとこか。
by HPY
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