にゃんことごはん
ごはん



 青空に翻るのは洗濯物 思い出すのは いつかの夏よ

ネネちゃんが我が家に来るとき、「いつも使っている使用済みのトイレ砂を一握り持ってきてください」と頼もうと思っていて忘れました

使用済みのトイレ砂(その仔の臭いがついている)は、新しいトイレに入れて、「ここが君のトイレだよ」という合図となるのです
まあでも、他の猫が今いるわけではないし大丈夫だろう、と楽観していたら
なんと、ネネちゃんは一人掛けのソファ(一応、私の読書&ティータイム&晩酌用)をトイレにしてしまったのでした、チャンチャン

このソファ、かつてほかの猫がトレイにしたこともあり、なぜか猫のトイレ心をくすぐるようで、当時も、ペットシーツや防水シーツや毛布やタオルケットやらで防御しながら、結局は毎日、バスタオルやケットを洗濯機に放り込むという日々を一時期、送っていたものです

ああ、懐かしい(けど嬉しくない)日々の再来だわ、と思いながら、当時よりはわたしも進化しています
とりあえず、ソファを籐のかごで防御しました
もうひとつの一人掛け用ソファは、私のPC作業用で、そこはネネちゃんも一緒に座ったり、お昼寝したりしていたので、大丈夫だろう、と思っていたら
甘かったです、こっちも標的になりました

自分が寝たりくつろいだりしているソファを、ふつうはトイレにはしないのですが、う〜ん、やはりまだ少し情緒が安定していないのかもしれません

で、こちらも私が使うとき以外は防御しました

そうしたところ、猫トイレを使うようになってきたので、ちょっと安心していたのでした
が、今度は、うっかり目を離した隙に、出入り自由にしていたベッドルームの布団がトイレに
これにはビックリ(*_*)

さすがにベッドは困るので、可哀そうなのだけど、ベッドルームを出禁にしました

しばらく落ち着いては、ちょっとした隙にソファを使われるという攻防戦が続いていましたが、なんとか……
まあ、毎日夕立があるものの、洗濯物が乾く夏でよかった、と思う日々

猫のトイレはマーキングみたいなところもありますから、まだ1年以上前に見送った猫の匂いとか痕跡とかが、残っているのだろうな、とは思います
その仔はもういないから、もうだれも、君のことを虐めたりしないんだよ、と言い聞かせつつ、ポンポンと撫で撫でに勤しんでいます

攻防は、続く……のか?

2022年08月07日(日)
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