にゃんことごはん
ごはん



 夏おわり 雨模様の日 せっかくの休日だから 何して遊ぶ

休日でも、だいたいいつもと同じ5時ごろにニャンに起こされてから二度寝して、6時半ごろに起床します。

涼しいといえば涼しいのですが湿気が多くて、辟易。洗濯物の乾いているのか、生乾きなのか、よくわからない状態です。しかも空調を入れても気温自体は低いので、いまひとつ稼働してくれなかったりするのは、骨董品に近い機種だからでしょうか?

そんな日曜。朝から動画サイトで子猫を拾った人の動画を見ていました。
だいたいにおいて猫好きは、猫ならなんでも好きな人が多い、と猫カフェの方がおっしゃってました。犬好きはおおむね「自分の家の犬が好き」、でも猫好きは「自分の家の猫も好き、よその猫も好き」
だから、猫カフェという商売が成立するのだとか。

確かに、先日も某猫関係掲示板で「世界でかわいい三大猫種は?」という質問に、いくつか猫種をあげた回答が続いた後、「うちのこ、よそのこ、のらのこ」というのが、一番多く支持を得ていました。

私も猫動画を見ながら、入れ替わり立ち代わりダイニングチェアにやってくる「うちのこ」をブラッシングしていました。
要するに猫好きは、単なる猫フェチなんですね。猫まみれが幸せ。
グッズ類には興味のない私でも、猫グッズには思わず手が出そうになりますもの。

さて、その動画サイトを見ていて、やっぱり思い出すのはショータローのこと。
我が家に子猫のときにやってきたのは、ニャンとショーだけです。
ニャンのときは、初めての猫でアワアワしていて楽しむ余裕もあまりなく、でしたが、ショーのときは私が一目ぼれしたこともあって鮮明に覚えていたりするもので、子猫というとショーの子猫時代が目に浮かびます。

息子の赤ちゃん時代に戻りたいか?と聞かれたら、いやいやごめん被る、やっと成人するまで育てた苦労を二度はやりたくない、と答えますが、もしショーが子猫だったころに戻りたいかと聞かれたら、一瞬、「戻りたい」と答えそうな自分がいます。
いまも、ここにショーがいたらなぁ、と時々思います。

ショーは、我が家にきて幸せだったのだろうか、と今でも思います。
それはもちろん、ショーだけでなく、どの仔でも同様に思うことなのですが、ほかの亡くなった仔は、緊急避難的に我が家にやってきた仔なので、うちで安心できて一生を終えたのかなという自信は少しあります。

でもショーはペットショップで出会った仔ですし、当時、人気のあったアメショーのシルバータビーで、私が買わなくても誰かが買ってくれた可能性も、あります。
私は運命の仔だと思い、ショーもそう思ってくれた、と信じていましたが、それは私の独りよがりではなかったかしら、と思ったりもします。
次々、後輩猫がやってきて、我関せずにしている風ではありましたが、猫同士のトラブルがあると、そばで睨みを聞かせていたりもしていたので、それなり、我が家の猫構図に力を持っていたとは思います。
でも、いつも思い出すのは、朝起きるとベッドの上で「めし」「メシ」と騒ぐニャンやレンとは少し距離を置いて、行儀よく座って私を見ているショーの姿です。「おはよう、ショーちゃん」というと目を細めるのが、答えでした。

こんな休日、今は元気な「うちのこ」たちと、おもちゃで遊ぶとしますか。
ジジババになっても、おもちゃにつられる猫って、ほんとかわいいと、しみじみ思います。

2015年09月06日(日)
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