にゃんことごはん
ごはん



 横浜は熱帯雨林か、蒸し暑く、涼を求めて涼はいずこよ

毎年、「夏ってこんなに蒸し暑かった?」と記憶を掘り起こしている、ここ数年。
今年も、雨が降っても湿度が増すだけで、夕立後のさっぱりとした涼気を感じられないのが、理不尽に思えるほど。「夏って、こんなだったけ?」

さて、せっかく空調を入れても、空調の効いていない部屋でごろごろしている猫たち。
茶々は歯が治っても、すっかりウェットフードに甘やかされて、ドライに混ぜているウェットだけ舐めとって、ごちそうさま、なんてやっています。
キラは、あの病院通いはなんだったのだろう? なほど元気な毎日。
ニャンは最高齢なのに、ともすると一番食欲もあり、元気もあり……もしかして、尻尾が二つに分かれるまで長生きしそうな勢いです。

が、やってくれたのが、練太郎。

先週の土曜日、四苦八苦しながら網戸を張替えた昼間の疲れで早々に眠りについた深夜、ぼんやり目覚めると、なんか湿った感触が足に。あ、だれか布団に吐いたか、と思いつつ、完全には覚醒できずにいたのですが、次の瞬間、飛び起きました。何故というに、においが違ったから。
起きて呆然です。布団の至るところに、排泄物が……。

とりあえず、汚れた肌がけ2枚をざっと水洗い。替えの肌がけを出してから、少し迷って洗濯機を回しました。
深夜なので水は流せませんが、洗うだけでも洗おうかと。
戻ってみると、先ほど出したばかりの肌がけの上に、また排泄物、と、別の場所に力んでいる練々の姿が。
どうやら下痢をしているらしく、出しても出しても出し切れていないような下痢の感覚に翻弄されている模様。

出したばかりの肌がけを抱えて、また洗濯機へ。そして戻ったら、今度は敷き布団に……。
汚れた箇所だけ洗って布団は干し、シーツは洗濯機に放り込んで、さて、私はどうしましょうか。

とりあえず、毛布を3つ折にして敷きパットを重ね、敷き布団代わりにしました。ちょうど、私の身長と身幅が治まる程度のサイズです。
目覚めたのが3時ごろ、どたばたの挙句、寝たのは4時半ぐらいになっていたでしょうか。

翌日、朝一で病院に。下痢は収まっているようでしたが、念のため整腸剤をもらい、帰宅。
以後、とりあえず、落ち着いています。

で、私。
簡易敷き布団がなぜか、非常に涼しく快適で、せっかく干した敷き布団は、そのまま押入れにしまわれてしまったのでした。

2015年08月12日(水)
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