にゃんことごはん
ごはん



 抗議する

我が家では、一応、朝と夕方が猫のごはんタイムだが、ときどき、その時間に眠っていて起きてこない子もいる。あみっちのように、一度にたくさんは食べられない子もいる。微妙な時間差で、それぞれが、ごはんをねだりにくることもある。だから、一斉にいただきます、ごちそうさま、という感じになることは、まずない。

で、今朝は珍しくポッポがごはんのときに来なかった。猫の朝ごはんは、たいてい4時から5時の間ぐらい。私の起床時間がその前後だからだ。今朝は、起きたらすでに暑くて、ごはんよりも先にベランダに出るガラス戸を開けたもので、ポッポはいそいそとベランダに出てしまい、それで食べ損ねたようだ。
リュウが起きてくる6時ぐらいから、朝ご飯の支度を始め(何しろ、育ちざかりで朝から食欲旺盛)、ふと気づくとニャーニャーとうるさく鳴く子がいる。声の調子から、ジュリナがポンポンをせがんでいるのかと思ったら、ポッポだった。カラになったお皿の前に座って、それはもう、すごい勢いでニャーニャーと鳴いていたのだ。

「ボクは食べてないのに、どうして猫缶ちゃんの匂いがするの? 猫缶ちゃんは、どこ? どこなんだよ〜〜〜、猫缶ちゃん、くれよ〜〜〜!!」と言っているかのようで、あわてて新しい猫缶を開けた。それは、もう、ハグハグと鼻息荒く、召し上がってくれたことデシタ。おっとりポッポの珍しい抗議場面に、しばしあっけにとられて、言葉をなくしたリュウと私……。次の瞬間、大笑いしたのだけど、それでもポッポは、ハグハグとわき目もふらず召し上がっておいでデシタ。

◆毎日暑い。日中暑いだけでなく、夜も暑い。食欲もなくなりがちのはずなのに、リュウはよく食べる。もっとも、夏は背が伸びる時期なので、いくら食べても背にとられるようで、体重が減っているわけでもないのに痩せていくように思える。
食べれば食べただけ横に伸びていくだけの私には、うらやましくて仕方がないのだが、本人は「まずいよなあ」と気にしている。といって、カロリーの高い揚げ物類は、あまり好まないので、あの手この手で摂取カロリーが増えるように考えるのだが、それと同時に、私がカロリーオーバーにならないようにもしなくてはならず、いやはや、な毎日だ。
特に大変なのが朝食。何しろ、朝、軽め(といっても、厚切りトーストにバター、サラダ、卵焼き、牛乳)ですませたばっかりに、お腹が空きすぎて、給食前に気分が悪くなり保健室のお世話になったという前歴を持っている。先生から電話をもらい、迎えに行こうとしていたら「給食が焼きソバと聞いて、『食べる』と教室に戻ったので大丈夫でしょう」と言われたのだ。おいおい。そんなわけで、今日からサラダをパンに挟んでサンドイッチにする、というワザ(?)を使うことにした。

* 朝−お握り二種(定番)、切り昆布煮物、きゅうりの糠漬け、スペイン風オムレツ(ピーマン、タマネギ、じゃがいも、しいたけ、小松菜、チーズ入り)、プチトマト、ベビーリーフと鶏肉のマヨネーズ和えサンド、冷たいコンソメスープ、プラム
* 夜−鮪の頬肉のタタキ風ステーキ、エリンギのにんにく炒め、にんじんのグラッセ、キュウリと鶏ササミの梅酢和え、トマト、カブのキムチ
今日のごはん 玄米+小松菜+乾燥大葉(青菜メシの要領で、炊き上がったご飯に刻んで塩もみして水分を切った小松菜と、乾燥させた大葉をまぜて、むらす)

2001年06月27日(水)
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