■力を抜かない理由■ |
私達は1日に何人ものお客を扱っているわけで そりゃあもう毎回毎回同じ作業の繰り返しなんですが。だからって その「同じ作業の繰り返しの中で1つくらい手を抜いても 悪くはないだろう」というのは少し(かなり)違うんじゃないか。 1ヵ月〜2ヵ月に一度、または初めて来るお客からしてみれば 私達にとっての「複数の中のただ1つの手抜き」が全てであって 手を抜かれた、とか雑に扱われた、という印象を植え付けてしまう。 暇だから丁寧に、や忙しいから雑でもいい、 などはこちらの勝手でしかないのでは。 暇な時も忙しい時も、お客が払う代金は同じなんだから。 私達にとっては毎日の繰り返しでも、お客にとっては数月に一度。 「暇な時は丁寧に、忙しい時はもっと丁寧に」と 父がいつも言うのだけれど、店の子は暇でも忙しくても手を抜く。 私はそれを見ていて腹立って、母に愚痴ったりするのだけれど(笑)、 「言っても聞かないんだから放っとき」で一掃されてしまう。 それで私まで手を抜いてしまったら救いようがないので 休みがちな分もあって、出勤した時は他の誰よりも丁寧に、 お客に喜んでもらえるように頑張っているつもりです。 いや、つもりじゃなくて、頑張っています。 |
■2002年01月27日(日)■ |
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