2001年09月01日(土) |
よくねたよくねたよくねた |
金曜から寝っぱなし。
月〜木の疲れはすっきり取れた。 目が覚めるとひんやり涼しいのが嬉しい。 8月が8月だっただけに涼しいのが奇跡のように感じる。
ひさしぶりに音楽を聴く。 マイルス デイビスのスケッチ オブ スペイン。 アランフェス協奏曲をジャズ トランペットで忠実にその雰囲気を 再現したこのアルバムはいつ聴いても新鮮だ。
彼の自伝によると、このアルバムの評判は非常に高く、 数々の伝説が生まれたと言う。
その内の一つ。
もと闘牛士のスペイン人がこのアルバムのことを 耳にしたのだが、最初は「アメリカの黒人にスペインの何が分かる」と いった具合で相手にしていなかった。 しかし聴くだけは聴いてみることに。
アルバムを聴き終わったあと、彼は血が騒いで家の裏で飼っている 牛を殺してしまった。
マイルス自身、この話は「伝説の一つ」と言っている。 本当かどうかは誰にも定かではない。ただ、たとえ伝説にしても これだけの伝説が生まれるには、やはり相当の力と魅力を持った 作品であることが必要なことは言うまでもないだろう。
手放したくない一枚である。
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