5行日記
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2004年05月12日(水) 映画「スパニッシュ・アパートメント」

また観てる。まー水曜日だし。
シャンテ・シネのサイトでは水曜日は朝から混み々ってあったけど、そうでもなかった。サイトの更新してないのか?(午前半休して観たという)

フランス人の主人公グザヴィエは、大学院卒業後の進路で惑うていて、父親の知り合いの「スペイン語とスペイン経済を学べ」というアドバイスそのままに、バルセロナに留学。空港に見送りに来た母親にはでかい態度をとりつつも、泣く々恋人と離ればなれに。行きの飛行機で涙ぐんでいたよ。

いろいろあって、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツ、デンマーク人の住むアパートで共同生活をすることに〜と舞台はそのアパートが舞台なんだけど、共同生活ぶりも、各国代表住人も面白かった。

かなりぼんくらタイプの主人公だけど、そうはいってもはフランス男(?)、人妻との情事あり、ルームメイトとの危ういかけひきあり、とてもとても恋人に振られそうでも同情できない。

ある意味、ステレオタイプに描かれているけど、でも結局、国って個性を作る大きなバックボーン。だからって、十把ひとからげではない。

アイデンティティの話とか、各国人の特徴をイヤミなギャグで喋りつつづけるイギリス人に何人(その国の人を)知ってるの?というシーンや、いつまでも言葉を覚えようとも地元の人と交流しようとしない人妻に毒づくシーンとか「うんうんうん」って感じ。

ところで今回、EUな人たちしか出てこないのも、ちょっと気になった。(アメリカ人は出てきたが、扱い軽い。そういった意味では、ワールドワイドな描かれ方ではなく、あくまでもヨーロッパ的世界?)あーでも、ここでアジア人出しちゃったら、おさまり切らないのかも。文化的なものも理解しきれないだろうし・・・。それこそ、超ステレオタイプの日本人とか出てきそう。

私が仮にこういうかたちでルームシェアしたら・・・きっと一人で掃除している。でも、そのうち壁にルール書きを張り出すかも。これって日本人っぽいですか?でも、日本人でもいいかげんでマメでない人も多いし、やっぱ人による・・・・かな。





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