すっぴん



■■ 損した気分 ■■
2001年10月12日(金)

『ドロボウ?』

ドアを開け、見るも無惨な部屋の状態を見た途端、そう思った。
そうだ。私は昨日、またもやうっかりして鍵をドアノブにつけっぱなしのまま会社に出掛けてしまったんだった。
つけっぱなし時間は約4時間、彼に気づかれるまで、鍵はドアノブにちょこんとついたまんまだった。
やべぇ...。もしかしてそれが原因か?私は急に怖くなった。

それでも恐る恐る部屋の中に足を踏み入れた。
『なんか違う』
よーく見ると、服ばっかりが廊下から部屋にかけてバラバラと散らばっていた。しかも秋冬物
『彼だ。チクショウ騙された!彼の仕業だったんだ』
秋冬物を未だ出していない私に痺れを切らし、彼がやり始めたんだ。そして整理整頓好きの彼の事だ。きっと今頃押入ダンスでも買いに行っているんだろう。

なんだか急に気が抜けてしまい、お腹が空いた。
ひとまず、買ってきたロッテリアのエビバーガーを食った。(ロッテリア応援キャンペーン中)

丁度食べ終わると、汗だくで押入ダンスを2つ持った彼が『あれー!早いね〜』なんて脳天気な挨拶で帰ってきた。

しまった。今日こそ秋冬物を出そうと、早く帰って来たんだった。
彼がやってくれるのなら、私がこんなに早く帰ってくる必要は無かったんだ。今頃楽しく筋トレを...なんかした気分。非常に損した気分

ああ良かった。何事も無くてさー
そして今、彼は私が止めるのもきかず布団を風呂場でジャブジャブ洗っている。
ホント、やめて欲しい。


ちゅ


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