NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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※ 初めての方はHPの注意書きをご覧クダサイ。
■ そのゴジゥニ。 ■

腰が痛ェ…。


ハイ。観音デス☆


新商品が出れば試食品をたんまり頂き、
廃棄品が出ればお持ち帰り。
これでもかというくらいアタイの食生活は満ち足りていた。
人間、慣れてくると何でも大胆になるモンで。
そしてまた欲望に忠実になる。
つーか欲望は果てしない。
最初はホントに偶然だった。


自腹では絶対に買いたくナイが、
1度は食べてみたい高級デザート。
陳列しようと箱を開けると、
運搬中に崩れたのか見るも無残な姿に。
たしかに見た目は酷いモノだったが口に入れば変わらない。
値引きして陳列してみたが、
元が高いので少々の値引きでは誰も手を出さなかった。


「やっぱり売り物にはならないわねぇ。」
「そっかな。じゃ廃棄にしちゃっていいよ。」
「取っておくからオヤツにしなさいよ。」
「そう〜?じゃ冷蔵庫に置いといて。」
数が少ないので取り合いになると踏んだのか、
このブツの処理はアタイに任された。
アタイは仲のイイコ達を呼び、
裏で秘密のデザートタイムとシャレ込んだ。
ウマすぎる…。(T¬T)


ソレに味を占めたアタイ達。
「あぁぁっ!!!」(ガシャーン)
「あ、グチャグチャ。」(ニヤリ)
「廃棄しましょう。」(ニヤリ)
イタダキマース。
食べれそうなモノは何でも食った。
オマケにイイ隠れ場所を見つけてしまったので、
勝手にオヤツタイムを設けてはソコで食っていた。
そして店長と副店長に見つかった。
ああ、今度こそクビだ…。( - -) トオイメ。


覚悟したアタイ達に店長は言った。
「何で呼んでくれないんだよ。」
そういえばこのヒトはこういうヒトだった…。
しかもアタイ達よりも警戒心が強いので、
ゴミの捨て方にまでうるさかった。
しかしそんなウマイ話も長くは続かない。
店長が転勤になった。
新しい店長はとてもコワイヒトだという。
ウチの部門担当は店長が兼任していた為、
新しい社員が異動してくるコトになり、
更にアタイと仲の良かったヒトが他の部門に異動になった。
アタイ達のオイシイ生活もこれまでか。


と思いきや。
店長はたしかに怖そうだったが、
新しい上司は年も近かったセイかすぐに仲良くなってしまった。
おまけにウチの部門の売り上げは最強だったので、
店長もあまり口を出してはこない。
アタイと仲良かったコと入れ替わりで入った社員も、
こういう悪巧みが大好きなうえに大胆で、
食べたいモノがあれば店内から持ってきて食べていた。
そして今まで以上にやりたい放題の毎日は続く。


こんなコトをしてるのはウチの部門ダケだと思っていたが、
いつだったか、何か新しいCDを買おうと物色していたアタイに、
声を掛けてきた社員がいた。
「ソレ系のCDで何でもイイならあげようか?」
「へ?マジで?」
「ウン。俺はもうダビングしたからイイよ。」
そう言った彼は、次の日に大量のCDを持ってきた。
いくらなんでもこんなに貰うのは怖い。
タダより高いモノはナイというからな。


アタイは受け取るのを躊躇った。
が、彼は言う。
「気にしなくてイイよ、俺も金払ってないし。」
「ゑ!?」( ̄ω ̄;)!!
別な意味で気になるんだが…。
…つづく。
2003年10月23日(木)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。