NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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※ 初めての方はHPの注意書きをご覧クダサイ。
■ そのヨンジゥキゥ。 ■

治りかけに雨の現場仕事ってどうよ。


ハイ。雨女観音デス☆


そもそも簡単にヒトを買い被る人間が多すぎるんだ。
アタイという人間はホントにデキの悪い人間で、
1人じゃ何も出来ないんだぞ。(自慢すな)
ああ、意味を履き違えないでもらいたいんだが、
集団だったら出来るというワケではナイから。
例えば銀行。
今でこそ何とか慣れたが窓口がとにかく嫌いだった。
ATMならばいくらでも行ってやる。
チョットくらい分からなくても、
画面の指示に従ってやれば何とかなるから。


初めて1人で銀行の窓口に行ったのは、
薬局に勤め始めたばかりの頃だった。
店の両替金を作る為、店長に札束を渡され、
「銀行へ行ってらっしゃい。」
とご指名された時、素直に頷きながらも、
心の中では必要以上に大興奮(誤)だった。
しかし、デキるフリをするのが得意なダケあって、
「どうすればいいんですか?」
とは聞けないアタイ。(聞けよ)
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
高校時代から何度も何度も心の中で繰り返しては、
その場を巧いコト逃れてきたアタイは、
聞かずにお嬢様育ちもどきの人間に育っていた。
箱入り娘とでも呼んでクレ。


何とか銀行へは潜り込めたものの、
さて一体どうしたものか。
銀行のエキスパート(?)達が椅子に座りながら、
各々書類を眺めたり雑誌を読んだり、
優雅に順番待ちの時間を過ごしている。
もしアタイがこのまま椅子に腰を掛けたとしても、
窓口の姉チャンから呼ばれるコトは永遠にナイだろう。
ソレくらいのコトならアタイでも分かる。
こんな玄人の集まりの中に、
自分のような素人が入り込んでイイのか。
入り口でしばし考えていると、座っているエキスパート達が、
アタイをジロジロと見ているような気がしてくる。
その目はまるで。
「何、このコ。初心者が来るようなトコじゃないわよ。」
「どうしていいか分からないのかね?
あー、イイ年した娘が恥ずかしいな。」

等と言っているように見えるから不思議だ。


冗談じゃない。
誰にだって初めてというコトはあるじゃないか。
チョットばっかアタイより先輩(?)だからって、
見ず知らずの人間にバカにされる覚えはナイわよ!
アタイは意を決して窓口へ突き進んだ。
「両替をしたいんですが、どうしたらいいでしょうか。」
白衣を着ていたアタイは、コレはアタイの質問ではなく、
薬局から派遣され初めて来訪した人間に成りすますコトにした。
成りすますも何も、そのまんまなんだが。
アタイは気付いたのだ。
仕事だから初めてだってしょうがないじゃないか。
もし恥をかいたとしても、ソレは薬局の人間としてであって、
アタイ個人の問題ではナイと。(←立派に現実逃避)
窓口の姉チャンは、ニッコリ笑って金を受け取ってくれた。
「暫くお待ち下さい。」
バンザイアタイ。ヽ(T∇T)ノヤッタヨ、オカアサン!
ほんの少し達成感に浸った後で新たな悩みが発生。


このままココで待っているべきか、
エキスパート達のように椅子に腰を掛けようか。
思わずモジモジしてしまっているアタイに、
姉サンは座ってお待ち下さいと声を掛けてくれた。
素敵だ。(邪魔だったダケだろうが)
アタイはこの日以来、
制服を着てさえいればドコにでも行けるようになった。
しかし調子に乗って私用で近所の銀行へ行った時、
窓口の姉チャンに声を掛けたら、
「番号札を取ってお待ち下さい。」
と冷たく跳ね返され、
2度とこんな銀行に来るものかと逆恨みしたものだった。
食わず嫌いと似たようなモノだと思うが、
1人で公共の乗り物に乗れないのも、
こういう性格が災いしているのだろう。


話それマシタ。( ̄ェ ̄;)


コンビニに戻ったアタイは再度就職探しをするコトに。
少しでも会える可能性のある場所へ。(何)
次の就職先もすぐに決まった。
隣町にできた店で働くコトにした。
以前の職場はイヤなコトもあったが、
履歴書に肩書きが残せたコトは感謝してる。
このテの仕事は初めてだが何とかなるだろう。
アタイが入社した時には、
既に研修を済ませたヒトでいっぱいだった。
ちなみにアタイの研修は省略された。
こうも毎度毎度ゾンザイに扱われるのはアタイの運命なのか。
パート勤務だった為、コンビニの早朝と深夜のバイトは続けた。


バイトサンの中ではスッカリ出遅れてしまったアタイは、
既に出来上がっていたグループのドコにも入り込めそうもなかった。
モノスゴイ人見知りデスんで。
同じ部門のヒトと少しずつ話をできるホドになったある日。
オープン前の準備を進めていたアタイの肩を、
誰かが後ろからギュッと掴んだ。
恨みでもこもってんのか?とキレたくなる位の力で。
誰だよ、イテェな…と思っても、
そんなコトくらいで新しい人間関係にヒビを入れちゃイカン。
そう思ったアタイは、ニッコリ笑って振り返った。

(↑テレビっコでシャレの分かるヒトのみどうぞ)
と、ソコに思いも寄らない人物が笑顔で立っていた。
…つづく。
2003年10月18日(土)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。