NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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■ そのヨンジゥハチ。 ■

ダウンしてマシタ。


ハイ。グロッキー観音デス☆


しばらくコンビニで働いていたアタイは、
病院の求人広告に目をつけた。
コレならば親も文句言うまい。
そう考えたアタイは早速面接するコトに。
後から聞いた話では、面接には40人ホド来ていたらしい。
ビシッとスーツで決めた女がワラワラといる中に、
セーターにジーパンのカジュアル女が1人。
まぎれもなくアタイである。


応募人数の多さと、面接に対する心構えの無さに、
落ちる気マンマンだったアタイ。
面接から帰るなり、サッサと次の仕事を探すコトにした。
が、翌日に合格通知の電話が掛かってきた。
ちょうどレストランに入った時に掛かって来た為、
その日の食事はアタイの就職祝いというコトで盛大に。
懐かしい…。( - -) トオイメ。
働き始めてすぐ、新人はアタイダケだと聞かされた。
特殊な仕事の為、妙に緊張感が走る。
アタイは上辺を取り繕うコトダケには長けていたので、
デキるフリをするのも得意だった。


1人の先輩が教育係としてアタイについた。
他の先輩方もイイ方ばかりで、
働きながら資格も取らせてくれるという。
この仕事に就けてホントに良かったと思ってた。
ところが、補助的仕事しかしてなかったアタイに、
患者サンの検査が回ってきた。
「マサカ、私が1人でやるんですか?」
「大丈夫、観音チャンならできるから。」
その根拠のナイ自信はドコから…?
任されたのでヤルコトはヤったが、
カルテを先生に回しながらアタイは思ったのだ。
ホントにその結果を信じる気?(ぉぃ)


あまりの展開の早さに疑問を感じたアタイは、
先生と直接話すコトにした。
「まだ1人でやる自信がないんですが…。」
先生は笑って言った。
「こんなに早く任せるコトは今までも無かったんだけど、
アナタはデキルヒトだから大丈夫だよ。」

教育係の先輩が先生の前でよほど褒めたのか、
アタイにとっては有難くないこの仕打ち。
そう言われると出来ませんと言えないアタイは、
納得できないまま数々の患者サンの検査をするハメになった。


慣れない仕事はやっていくうちに覚えればイイ。
そう考えるアタイでも、
この検査が1番重要であるコトが分かっている為、
慣れる慣れないの問題じゃナイだろ、
と思わずにはいられなかった。
慣れない間に診られた患者サンはどうなるんだって話で。
この病院の名誉にも係わるんじゃナイか、と。
考え出すと止まらないマイナス思考なアタイ。
苦痛に耐え切れなくなった頃、
赤ちゃんが運び込まれ、すぐ手術するコトになった。


「観音チャン、先生がついてって。」
「ゑェッ!私!?」
「早く。私も一緒に居るから大丈夫だよ。」
自慢じゃナイが手術の類は苦手なんだ。
じゃあ何で病院で働いてんだよってな話だが。
先輩にズルズルと引きずられるように手術台の横へ。
嗚呼…こんなイタイケな赤ん坊に何する気?(TдT;)
ワンワンと泣き喚く赤ちゃんを押さえつけながら、
身体が後ろへ仰け反っていく。
コリャタマランと顔を背けると、
「チャンと見る!!」
先輩に背中を押され、挙句に顔を固定された。オェェ。(||| _ _)ノ


こんなコトで辞めたりしたら、
面接に来ていた他のヒト達に申し訳ナイとも思ったが、
スッカリ自信を失ったアタイは、
数日後に辞表を書いた。(←根性ナシ)
「ムリを言ってすまなかった。
ちゃんと段階を踏んでやるようにするから。」

と引き止められたが、もはやそんな問題ではナイ。


アタイは、骨折するくらいならその場で即死した方がイイと思う人種で、
人間の身体をどうにかするという行為が我慢できないのだ。
過大な期待は人間をダメにするぞ。(オマエが言うな)
今思えば、どうして就職する前に気付かなかったのか。
病院=手術。オマケにアタイが1番苦手とする器官じゃないか。
病院を辞めて後悔したのは、
数週間だというのに破格の給料が送られて来た時くらいだった。
…つづく。
2003年10月17日(金)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。