最後はやっぱ寂しい。
ハイ。観音デス☆
唯一店に残った学生バイトクンは言った。 「みんな要領悪いんだよね。 あんなのやるって言っといてやらなきゃ済むコトじゃん。」 「いや、そういう問題じゃないだろ。」 「やったって言っときゃバレないよ?」 「そうまでしてアソコで働きたいか?」 「ウン。時給イイから。」 学生バイトは気楽でイイな。(そういう問題でもナイ) 可愛いコだったがそういう考え方はキライだ。
こうして。 AB女は地元へ帰るコトに。 お嬢は親の会社でバイト。 主任は専門学校へ。 他の学生サンや掛け持ちバイトのヒトは、 ゆっくりバイト探し。 ソレほど生活に困っていないヒトばかりだった為、 みんなアッサリと辞めるコトにしてしまったようだった。 こんな集団退社をよく認めてくれたものだと感心する。
サブは他の仕事を探すと言っていたが、 次は絶対に接客業を避けると心に決めていた。 彼が接客業に自分が向いていないと思い込んだ理由は、 あのオバサンのセイだった。 彼はアタイとはまた違うやり方でイビラレまくっていた。 オバサンはサブ教育だと言っていたが、 彼が仕事を続ける自信を失くしても仕方ないと思う。 温和でお人好しな彼の存在は、 オバサンのストレス解消にモッテコイだったのだろう。
アタイが辞めた後、おそらく彼が店長になると思っていたが、 『アナタを店長にする気は更々ナイ』 そう言われたそうだ。 しばらく店長不在で店をやっていくと。 彼の溜まりまくったストレスは爆発したが、 ソレはこの酒の席でのコト。 アレだけ長い間大人しくヤられ続けてたんだから、 少しくらい文句言ってもバチは当たらないのに。(ぉぃ)
数日後、アタイはコンビニで働き始め、 足りない食材を買いに来たオバサンとバッタリ出くわした。 ソレもそのハズ。 前の職場から歩いて1分も掛からない。 よりによって何でこんな近い場所で働いてんだ。>アタイ。 アタイが働いてるコトを知ったオバサンは、 その後、買い物に来るコトはなかった。 残った学生バイトクンが良く買い物に来ていたが、 彼も学校を卒業すると同時に店を辞めたらしい。
数年経ち、店に遊びに行ったコトがある。(安いから) スタッフだけで店の運営はやってもらう、 以前そう言っていたから、あの2人は店に居ないだろう。 が、フロントに出てきたのは社長とオバサンだった。 普通に接客された。 本気でアタイの顔が分からなかったようだ。 別に整形したワケではナイんだが、 アタイの顔が変わったのはこの頃だろう。 コレで安心して遊びに来れるゼ。 例のサービスも続いてるのだろうか。 部屋に入って退室するまで、 用事もナシにスタッフが部屋に入って来るコトはなかった。 ソレが原因で辞めたアタイらの立場って一体…。
更に数年後。 店は姿を変えていた。 カラオケはかろうじてあったのだが、 スタッフは見覚えのある顔ばかり。 社長一家で運営されていた。 もう他人は信用しないというコトなのか。 それとも経営がうまくいってないのか。 いずれにせよ。 大変デスネ、頑張って。
こうして集団退社第2弾は終了。 その後も当時のメンバーでよく遊んでいたが、 そういえば大沢クン(仮)はどうしているだろう。 辞めた時に電話番号を交換した覚えはあるが、 1度もかけた覚えがナイ。 呑み屋の兄チャン(大学生)に夢中だったからだと思われる。 減点はしないが目移りはするんだ。(最低) …つづく。
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2003年10月15日(水) |
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