NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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■ そのヨンジゥサン。 ■

犯罪風味。


ハイ。観音デス☆


ガンコな年寄りの考えが、
そう簡単に変わるハズもナイ。
アタイは前回同様、押されまくっていた。
「仕事意識が足りないんだ。」
泣いてしまったスタッフのコトを彼はそう言った。
たしかに彼女も不甲斐ナイとは思うが、
ソレホドまでに嫌がられてるコトに目を向けたらどうなんだ。


ちなみに、この場合の"嫌がられている"は、
"客に"というより"スタッフに"と言った方が正しい。
イヤがられているサービスを強行するアタイ達は、
客以上にソレを苦痛と感じていた。
好きでサービスしてるんじゃないやい。
もしアタイが客に怒鳴られでもして、
そう叫んでしまったとしても許してやってほしい。(ムリ)
このサービス以外は問題ナイ職場なんだケドな。
どうにかならんモノだろうか。


サービスを無くすのはムリだと判断したアタイは、
前回同様、客によってサービスを最低限に抑えるコトを提案した。
すると。
「店長がそんな気持ちでいるからスタッフがついてこないんだ。」
と怒鳴られた。
…ご尤もで。(-_-;)←どうでもよくなってきた。
キレちゃダメ、キレちゃ…。
心の中で自分に言い聞かせながら反撃開始。
「でしたら1度社長がお1人でやってみては如何です?」
「何?」
「私達が言っても納得できないでしょうから、
お客様から直接生の声を聞いてみては如何でしょうか。」



遠まわしに、
キサマも客に睨まれ怒鳴られてみろ。
そう言ったも同然の発言だった。
「後でスタッフも交えてミーティングしよう。」
うまく逃げやがったな…。
まずはキサマが見本を示してみたらどうなんだ。
上から命令して他人にやらせるダケだったらバカでもできんだよ。
そういうバカに限って相手の迷惑なんぞ考えてない。
このサービスが自己満足でしかないコトに気付いてクレ。


そして、その日の朝礼で集まったスタッフ達に社長は言った。
「ルームサービス廃止に賛成のヒトは手を上げて下さい。」
1人の学生バイトクンを除いた全員が手を上げた。
むろんアタイも。
「そうですか、分かりました。」
とても寂しそうに社長が言うので、
ズキズキと心が痛んだ。
「今までの意見を考慮して対処していきます。
結果が出るまではサービスを継続して下さい。」

!!Σ( ̄Д ̄;)…チクショウ。
ウッカリ同情してまったアタイの気持ちはどうなる。


開店してから1日中。
社長が部屋から出てくるコトはなかった。
だからオメェもヤレっつってんだよ。(←もはや社長と思ってナイ)
スタッフ達にどういうコトなんだと詰め寄られたが、
アタイだって雇われ店長だからどうにもなんないんだよ、
などと言って黙らせた。
長い1日が終わり、
終礼の最後の最後は社長の言葉で締め括られる。
いつもと何ら変わりなかった。
この時までは。
…つづく。
2003年10月10日(金)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。