NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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※ 初めての方はHPの注意書きをご覧クダサイ。
■ そのヨンジゥニ。 ■

寒すぎだってば。


ハイ。観音デス☆


おいおい。
チミは慣れてるからイイかも知れんが、
アタイはコッチ方面ほぼ免疫ナシなのよ。
こんな人気ナイトコに連れて来て何する気?
と思わずにはいられないような山奥で車は停まった。
とにかく沈黙を作らないように話し続けていたが、
サスガにネタが尽きる。
「…で、話って何でしょか?」
「観音サンて、いつもこんな風に簡単に誘いに乗るの?」
「いや、ココまで乗ったコトはないケド。」
自慢じゃナイが、
いつでも調子には乗るが、
1人で男の車に乗ったのは初めてだ。(ホント自慢になんねェ。)


「俺のコト男だと思ってない?」
「そんなワケないでしょう。」
「危ないとか思わないの?」
だって相手は選んでるもの。(ぉぃ)
「少なくとも大沢クン(仮)は大丈夫だと思ってる。」
ていうか、ソレ以上近づいたら多分大暴れしマスガ。
どうでもイイ相手ならあまり気にはしないが、
好きなヒトの場合、急な展開は好みではナイ。(←何かが違う)
「観音サンて甘いんだよね。」
エェ。好きなヒトには激甘なんデスの。
「大沢クン(仮)じゃなきゃ付いてこなかったよ。」
怯んでくれるかと思って口にしたが、
コレじゃ8割方告ったようなモンデスナ。


近づいてくる大沢クン(仮)とは正反対に身体を仰け反らせながら。
「大沢クン(仮)は女に不自由してないでしょ。」
大沢クン(仮)は、その言葉を聞いて噴き出した。
「だからって安全とは限らないよ。」
否定しないのねぃ。(ちょぃと幻滅)
「そうやってAB女とも仲良くしてんのね?
職場内で修羅場っちゃうのはどうかと思うよ。」

経験者として。
「え?何のコト?」
「付き合うとか付き合わないとかの話になってんでしょ?」


「………ゑ?」(; ̄Д ̄)( ̄Д ̄;)「………アレ?」


「地元が一緒だから良く話し掛けられるけど、
そんな話したコトないよ…。」

「ゴメン。私の勘違いだったみたい。」(眩暈)
「どんな勘違いだよ…。」
「いやいや、気にしないで。」
テヘッと笑って誤魔化そうとしたが、そうはいかなかったようだ。
そしてどういう経路で話が逸れたのか、
ナゼか大沢クン(仮)の車は、
愛の密室から愛の説教部屋へと変貌を遂げた。
彼の派手な経歴に、
今現在掛け持ちしてるカテキョのバイトでも、
慕ってくる女生徒を喰らいたい放題喰らってるのだろう、だとか、
こうして巧いコト女を誘っては、
喰らいたい放題喰らっているのだろう、だとか思っていたが、
そんなナンパなイメージがガラガラと崩れていった。
彼はバリバリ硬派な九州男児だったのだ。


あんな男に付け狙われるのはアタイの態度に問題があると、
クドクドと説教をたれる大沢クン(仮)。
さっきまでの甘く危険な雰囲気は何処?
アタイ自身、そんなコトはとっくの昔から承知してる。
ソレより何より、ね…眠い。(=_=;)
後半は殆ど何を言われたのか覚えてナイ状態だったが、
何とか夜明けには暑苦しい説教から解放された。
その日から、大沢クン(仮)は口煩い姑のように、
アタイのコトに口を出すようになった。
クールで大人びた彼は幻だったのか…。
「大沢クン(仮)て彼女ができても長続きしないでしょ?」
「ナゼ…。」
「なんとなく、そんな気がする。」
他人にコレだもの。
彼女に対しては凄まじく煩そう。(←口にはできないが)


見た目がイイ分、損してるんだよな。
最初の印象がイイだけに、
知れば知るほどマイナス要素が増えていく。
「引き算の恋しかできない女が近寄りそうなタイプだから。
ちなみに私は滅多なコトでは減点しないぞ。」

アタイの場合はマイナス要素が可愛いポイントとして加算される。
恋は盲目というヤツなのか。
好きではなく、可愛いと思ってしまったらオシマイですな。
というワケで自分を売り込むコトも忘れない。
ソレがアタイ。


アタイの勘違い宣言から後、
大沢クン(仮)から接触を避けられていたAB女は、
だんだんと大沢クン(仮)の悪口を言うようになってきた。
自分が相手にされないからって文句言うなよ。
「彼と仲がイイ私にそういう話をするのはどうかと思うよ?」
いい加減キレ気味だったアタイがそう言うと、
AB女はこう答えた。
「観音チャンは騙されてるんだよ。」
ああ、オマエにな。
そんなひとモメふたモメがあって、
なんとか落ち着きを取り戻した頃。
またしてもルームサービス問題が浮上した。
イカつい客に怒鳴られた女性スタッフが、
堪えきれずに泣き出してしまったのだ。
…だから早く止めようって言ったのに。( - -)トオイメ


今回は皆本気だった。
本気故、中間管理職のアタイに重い責任が圧し掛かる。
そして再び社長と交渉するコトになった。
…つづく。
2003年10月08日(水)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。