いつまで続くのだらう…。
ハイ。観音デス☆
スッカリ遊び友達になってしまったアタイ達。 AB女のおかげでコンビニ美少年にも興味がなくなったアタイは、 バイトの大学生に興味を持ち始めた。 昔、地元でホストをしていたコトもあるという彼。 彼の為なら毎日通ってピンドン入れちゃうゾ。(ムリ) などと思わず血迷ってしまいそうな、 大沢たかおソックリのイイ男だった。 AB女に知られたら、どんな妨害に遭うか分からない。 絶対にバレないようにしよう。 アタイは細心の注意を払い、 大沢クン(仮)と親睦を深めようとした。 が、オクテなアタイ(テメェで言うな)は近づくコトもできない。 更に、このAB女はカンも鋭かった。
ある日、出勤したアタイに声を掛けてきたAB女。 「大沢クン(仮)と一緒に呑みに行く約束しちゃった。2人っきりで。」 他のコが同じコトを言っても、 ココまでイヤな気持ちにはならなかっただろう。 ホントに一緒に呑みに行ったかどうかは知らない。 報告がなかったところをみると、 行かなかったんじゃないかと思われる。 それでも、コンビニ少年の自慢話は、 いつの間にか大沢クン(仮)の話に変わっていた。 「年がねぇ…ちょっと離れすぎてると思うんだ。 問題はソコだよね。」 何の問題デスカ?
スッカリ大沢クン(仮)と付き合う気でいるようだ。 コンビニ少年の時には年のコトなんか言ってなかったじゃないか。 大沢クン(仮)の方が少年より年くってるぞ。 おまけに落ち着いてるので年より老けて見える。 「別に相手が気にしなければイイんじゃない?」 「そうだよねーっ。」 シマッタ。更にその気にさせてしまった…。(←バカ) どうも彼女のイキオイに負けてしまう。 勝負する前から戦意喪失のアタイ。 嗚呼…またしても見つめるダケの恋で終わるのね。 ところが、そう思っていたアタイにもツキが回ってきた。
この店にはカウンターがあり、 スナック代わりに呑みに来るお客サンも居たワケで。 ある日、カウンターで接客していると、 見覚えのある男がやって来た。 仕事帰りのアタイをナンパした物好きな男なんだが。 当時、毎日のように帰り道で待ち伏せされていた。 グロンサン男(過去日記参照)とよく似た、 ある意味危険な香りのする男だったので、 巧いことかわして逃げまくっていたのだが、 とうとう店を突き止めてのご来店。 アタイは慌てて名札を外した。
「この店に入っていくの、たまたま見かけてさ〜。 ココで働いてたんだね。」 …たまたま? 隣町に住んでる男が? 一体この男は何時から張っていたんだらう。 そう思わずにはいられなかった。 そして彼は、やたらフレンドリーに、 隣に座っていた常連客に話し掛け始めた。 「よくこの店に来るんですか?」 「そうだねェ。観音チャンの顔見にだけどね。」 常連客はガハガハと笑いながら冗談まじりに言った。
「アハハ〜。○○サンてば調子イイんだから〜。」 できればこの男には、そういうコメントナシでヨロシク。 しかも名前バレちゃったし。(←嘘の名前を教えてたヒト) イヤな予感がして仕方ないアタイ。 「そうですか〜。実は俺も観音サン好きなんですよね。 なんか特別美人ってワケじゃないんですけど、 話してるとホッとする雰囲気があるじゃないですか。」 冗談でもやめてクレ。(←引き潮状態) つーか、褒めるか貶すかドッチかにしろ。 でもキサマには顔のコトをとやかく言われたくナイがな。
グロンサン男2号はドレダケ自分が好きか恥ずかしげもなく熱弁し、 歌も唄わず、ビール1本とお通しのみでカナリの時間粘っていた。 そろそろゲロリンとイきそうだったアタイは、 出勤してきた大沢クン(仮)に、 カウンターに入ってもらって逃亡するコトにした。 が。 「観音サン、仕事終わってから予定ありますか?」 午前3時に予定のある人間が居たら教えてクレヨ。 「仕事終わってからって…深夜だよ?」 こんな状況でもウソが吐けないのは問題アリだろう。 「少し話したいんで、待っててもいいですか?」 現在の時刻23時前後。 そんな時間まで何をして時間を潰すつもりなんだ。
心から勘弁願いたいと思っていると、 大沢クン(仮)が会話に割って入ってきた。 「観音、今日は俺と約束してたじゃん。」 よ、呼び捨て!?約束!?ゑ!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)ゑェっ!? …つづく。
|
2003年10月05日(日) |
|