NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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■ そのサンジゥヨン。 ■

NEWサイト開設に燃える毎日。


ハイ。凝り性で飽きっぽい観音デス☆


アタイの退職願の横に置かれた封筒。
奥サンが封を開けて中を見てみれば、
急な出来事で用意してなかったハンコ代わりに、
拇印の押されたHクンの退職願。
驚いて言葉も出なかったアタイの横で、
Hクンが熱弁を揮っていた。
ずっと黙って聞いていた奥サンが漸く口を開く。


「要するに、観音チャンが辞めるから辞めるのね?」
「コレはオレが決めたコトでコイツには関係ない。
今まで我慢してきたが今回の件でウンザリした。」

「そう、好きにしなさい。」
「いやいや、そんなアッサリ承諾しなくても…。」
「社長もこうと決めたら何言ってもダメなヒトだからね。
観音チャン、あなたも。
本気で辞めたいなら、この退職願は社長に直接渡しなさいね。」

…アンタが受けとりゃ済む話やん。( ̄ω ̄;)


でも今まで散々世話になってるので、
奥サンには逆らう気は更々ナイ。
アタイとHクンは、そのままAB店長の店へ向かった。
途中、早くも本部へ帰ろうとする社長とバッタリ出くわす。
すれ違いにならなくて良かったゼ。
アタイ達は社長に退職願を叩きつけた。
「仲間を引き連れて退職か。」
フンッと鼻で笑う社長。
「何とでも言ってクダサイ。」
フンッと鼻息を荒くして応戦するアタイ。
辞めると決まったら遠慮なんてするモノか。
そう思ったのはアタイダケではなかった。


「こんなやり方、いつまでも通用しませんよ。」
「なんだと?誰に向かってモノを言ってるんだ?」
「アンタだよ。他に誰がいんだ。」
「…随分な口の利き方だな。
似た者同士、精々仲良くしなさいよ。」

「アナタも。店を潰さないように精々頑張ってクダサイ。」
「フンッ!」
「フンッ!!」
立ち去ろうとしたアタイの後ろから。
「ああ、今日の分の発注は済ませて帰るように。」


「…ハァ?」
「散々店に迷惑を掛けたんだ。当然だろう。」
アタイがいつドコで迷惑掛けたってんだよ。
一番迷惑なのはキサマの方だ。フザケンナ。
売れないモノばかり大量発注して辞めてやってもイイんだぞ。
「2人とも予定時刻まで働いて帰ります。」
「ああ、そうしなさい。」
店に戻って発注作業。
要らんモノのみ大量発注したいのはヤマヤマだが、
思ってもできなかった小心者のアタイ。


AB店長以外の店に挨拶回りをし、
仕事が終わってから仲間達とご飯を食べに出掛けた。
すると、一緒に食事をしていた皆が店を辞めると言い出した。
国家試験に向けて勉強に専念する為。
就職活動の為。(卒業までに後2年以上あるが)
今の仕事が向いていない気がする為。
結婚する為。(2名)
就職が決まった為。
学校が忙しい為。
好きなアイドルを追いかけて上京する為。(←?)
この店で働いていたくない為。(←一番ストレート)
などの適当な理由で、
彼女達は数日のうちにワラワラと店を辞めた。


平社員は使い捨てと考えてる社長のコト。
元々ヒトの出入りも激しかったので、
辞めてもまた雇えばイイと思っていたハズ。
こんなコトでは痛くも痒くもなかっただろう。
アタイは退職して1ヶ月ほど遊び倒し、
そろそろ金も尽きてきたので本気で就職探しを始めた。
アッサリ見つかった就職先で店長になり、
ギャラも上がって友達も増えてウハウハな毎日。
一方、社長の店はというと。
早くも3店舗潰れていた。
アタイの居た店が無くなってしまったのは寂しい気がしたが、
妙にウキウキしたのを覚えている。(←根性悪)


そんなある日。
いつものように仕事へ向かおうと道を歩いていたらば。
信号待ちでAB店長とバッタリ遭遇した。
一緒にいたのは新しく入った社員だろう。
AB店長は馴れ馴れしくアタイの肩を叩いてこう言った。
「観音チャン!元気だった?」
オマエの顔を見るまではな。
バトル開始。(ゴーン)
…つづく。
2003年09月28日(日)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。