NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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※ 初めての方はHPの注意書きをご覧クダサイ。
■ そのニジゥナナ。 ■

花粉症と風邪が入り混じってイイ感じに最悪。


ハイ。観音デス☆


アタイの家に来たBチャンは、
Hクンを見てさほど驚いた顔はしなかった。
「最近妙に接近してると思ったらこういうコトだったの。」
「どういうコト?」Σ(゚Д゚;)
「おいおい、勘違いすんなよ。
俺が好きで押しかけてんだ。」


この場合の"好き"に変な意味はナイ。
「で、私に話があるってのは?」
「オレだ、オレ。そろそろ終わりにしねェか?」
「何でアンタに指図されなきゃいけないの。」
シツコイようだが、Hクンの横柄な態度は、
職場の女子の中では嫌われ度ピカイチ。
BチャンもHクンとは交流が殆どナイに等しい。


「まずオマエのその態度が気にいらねェ。」
「だから何でアンタにそんなコト言われなきゃなんないの?」
「あのー…2人とも落ち着いて…。」
「観音サンがコイツ甘やかすからこんな状況になったんだろ。
AB店長のコト言ってる場合じゃねェぞ?ちょっと黙ってろ。」

甘やかした覚えはナイんだが…。(←好きなヒトには激甘なヒト)
今思えば、AB店長とアタイは似ていたのかもしれない。
「選択肢は2つに1つ。
告白するのか、しないのかドッチだ?」

…イキナリ核心デスカ。( ̄ω ̄;)!!


「アンタに答える必要ないでしょ。」
「じゃあ質問を変える。
観音サンとA女と、ドッチがオマエにとって大切だ?」

…本人目の前にしてAチャンと答えられた日にゃぁ、
サスガのアタイでも涙で枕を濡らすぞ、オィ。
「アンタには関係ないって言ってんのが分かんない?」
「関係なかったらワザワザ呼び出してまで聞かねェよ。
中途半端なオマエのおかげで迷惑してんだ。」

誰が…?なんか胃が痛くなってきた…。(ー∇ー;)
「勝手にクビ突っ込んでるアンタが悪いでしょ。」
「あー、そうですか。分かりました。
おい、もうコイツらのコトなんて放っとけ。」

「…ハ?」


「こんなバカな女初めて見た。
自分ダケが傷つかなきゃイイって人間だよ、コイツは。
アイツとソックリじゃねェか。似たもの同士でツルんでろ。」

…約束が違うじゃねェかバカヤロー。(;-_-)=○()°e°)ハグァ
「ちょっと話したくらいで何が分かるってのよ。
Bチャンだって色々考えて…」

「考えてこの程度か?全く気に入らねェな。
イヤなコト全部オマエに押し付けて自分は知らん振りだぞ。
アッチにもコッチにもイイ顔して高みの見物とはイイ身分だよな?」

「でも私は自分が好きでやってるコトだし。
Bチャンのさっきの言葉を借りるなら、
勝手にクビ突っ込んでる私が悪いってコトに…」

「最初から言ってんだろ。こんなヤツ庇う必要ねェよ。」


………プッチン。(ーдー:)


「あーもーウルサイね、アンタは!!
そんなコト、アンタに言われる筋合いじゃナイってんだよ。
何考えてようが行動しようが本人の勝手でしょうが。
気に入らないんだったらアンタが抜ければいい。
ソレダケのコトでしょうが。」

「そういうオマエの態度も気に入らねェんだよ。
イイヒトぶってるつもりかもしれねェが、
オレから見たらただのアホだぜ?」

なーにーをー!?
う(´д`;)う`ー´)ノう`▲´)ノうわー!!(ノ`▲´)ノ ┫
危うく乱闘寸前の大喧嘩。
呼び出しておきながらBチャンはソッチノケ。
かと思いきや。
「こんだけ言わせといてまだ黙って見てやがんのか?オメーは。」


「ハ?」(;-∀-)(-∀-;)「ハ?」
「アイツはオマエのコトで誰かとケンカになったって、
きっとこんなにムキになったりしねーぞ?
オマエが自分から変わらなきゃ何も変わらねぇんだよ。
もっとシッカリしろよ、一応オレより年上だろーが。」

「………悪いけど、帰る。」
「おーいおいおい。こんなバカの言うコト真に受けちゃダメだよ。
アンタはアンタのやり方でいけばイイんだからね。」

「バカとはなんだ、バカとは!」
「アンタだって同じコト言ったじゃん!!」
「お願いがあるんだけど…。」


しばらく自分達のコトは放っておいてほしいと言い残して、
Bチャンは帰っていった。
「あぁぁぁぁぁ…アンタなんかに任すんじゃなかったぁ!」<(T◇T)>
「観音サンがノってくれて良かったぜ。
確信はあったけど殆ど賭けに近かったからなぁ。」

「何言ってんの?自分が何したか分かってる?」
「Bサンの目を覚まさせてやるって言わなかったっけ?オレ。」
「傷つけるのと目を覚まさせるのは違うだろーが。」
「傷ついちゃいねェよ。気付いてたと思うから。」
「…アンタ、マサカと思うけどワザと?」
「半分は本音だったけどな。しっかし疲れた…。
ウソでケンカできた観音サンが信じらんねぇよ。」

「………。」(←呆れて口がきけない)


放っておけと言われたからには、
もう手出しも口出しもできん。
大切な決断は自分1人でしかできないのだから、
せめてBチャンが後悔しないように。
全部終わったら、また一緒に笑えるコトを願って。
ついでにHクンのコトを本気で嫌ったりしませんように…。
…つづく。
2003年09月09日(火)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。