花粉症と風邪が入り混じってイイ感じに最悪。
ハイ。観音デス☆
アタイの家に来たBチャンは、 Hクンを見てさほど驚いた顔はしなかった。 「最近妙に接近してると思ったらこういうコトだったの。」 「どういうコト?」Σ(゚Д゚;) 「おいおい、勘違いすんなよ。 俺が好きで押しかけてんだ。」 ↑ この場合の"好き"に変な意味はナイ。 「で、私に話があるってのは?」 「オレだ、オレ。そろそろ終わりにしねェか?」 「何でアンタに指図されなきゃいけないの。」 シツコイようだが、Hクンの横柄な態度は、 職場の女子の中では嫌われ度ピカイチ。 BチャンもHクンとは交流が殆どナイに等しい。
「まずオマエのその態度が気にいらねェ。」 「だから何でアンタにそんなコト言われなきゃなんないの?」 「あのー…2人とも落ち着いて…。」 「観音サンがコイツ甘やかすからこんな状況になったんだろ。 AB店長のコト言ってる場合じゃねェぞ?ちょっと黙ってろ。」 甘やかした覚えはナイんだが…。(←好きなヒトには激甘なヒト) 今思えば、AB店長とアタイは似ていたのかもしれない。 「選択肢は2つに1つ。 告白するのか、しないのかドッチだ?」 …イキナリ核心デスカ。( ̄ω ̄;)!!
「アンタに答える必要ないでしょ。」 「じゃあ質問を変える。 観音サンとA女と、ドッチがオマエにとって大切だ?」 …本人目の前にしてAチャンと答えられた日にゃぁ、 サスガのアタイでも涙で枕を濡らすぞ、オィ。 「アンタには関係ないって言ってんのが分かんない?」 「関係なかったらワザワザ呼び出してまで聞かねェよ。 中途半端なオマエのおかげで迷惑してんだ。」 誰が…?なんか胃が痛くなってきた…。(ー∇ー;) 「勝手にクビ突っ込んでるアンタが悪いでしょ。」 「あー、そうですか。分かりました。 おい、もうコイツらのコトなんて放っとけ。」 「…ハ?」
「こんなバカな女初めて見た。 自分ダケが傷つかなきゃイイって人間だよ、コイツは。 アイツとソックリじゃねェか。似たもの同士でツルんでろ。」 …約束が違うじゃねェかバカヤロー。(;-_-)=○()°e°)ハグァ 「ちょっと話したくらいで何が分かるってのよ。 Bチャンだって色々考えて…」 「考えてこの程度か?全く気に入らねェな。 イヤなコト全部オマエに押し付けて自分は知らん振りだぞ。 アッチにもコッチにもイイ顔して高みの見物とはイイ身分だよな?」 「でも私は自分が好きでやってるコトだし。 Bチャンのさっきの言葉を借りるなら、 勝手にクビ突っ込んでる私が悪いってコトに…」 「最初から言ってんだろ。こんなヤツ庇う必要ねェよ。」
………プッチン。(ーдー:)
「あーもーウルサイね、アンタは!! そんなコト、アンタに言われる筋合いじゃナイってんだよ。 何考えてようが行動しようが本人の勝手でしょうが。 気に入らないんだったらアンタが抜ければいい。 ソレダケのコトでしょうが。」 「そういうオマエの態度も気に入らねェんだよ。 イイヒトぶってるつもりかもしれねェが、 オレから見たらただのアホだぜ?」 なーにーをー!? う(´д`;)う`ー´)ノう`▲´)ノうわー!!(ノ`▲´)ノ ┫ 危うく乱闘寸前の大喧嘩。 呼び出しておきながらBチャンはソッチノケ。 かと思いきや。 「こんだけ言わせといてまだ黙って見てやがんのか?オメーは。」
「ハ?」(;-∀-)(-∀-;)「ハ?」 「アイツはオマエのコトで誰かとケンカになったって、 きっとこんなにムキになったりしねーぞ? オマエが自分から変わらなきゃ何も変わらねぇんだよ。 もっとシッカリしろよ、一応オレより年上だろーが。」 「………悪いけど、帰る。」 「おーいおいおい。こんなバカの言うコト真に受けちゃダメだよ。 アンタはアンタのやり方でいけばイイんだからね。」 「バカとはなんだ、バカとは!」 「アンタだって同じコト言ったじゃん!!」 「お願いがあるんだけど…。」
しばらく自分達のコトは放っておいてほしいと言い残して、 Bチャンは帰っていった。 「あぁぁぁぁぁ…アンタなんかに任すんじゃなかったぁ!」<(T◇T)> 「観音サンがノってくれて良かったぜ。 確信はあったけど殆ど賭けに近かったからなぁ。」 「何言ってんの?自分が何したか分かってる?」 「Bサンの目を覚まさせてやるって言わなかったっけ?オレ。」 「傷つけるのと目を覚まさせるのは違うだろーが。」 「傷ついちゃいねェよ。気付いてたと思うから。」 「…アンタ、マサカと思うけどワザと?」 「半分は本音だったけどな。しっかし疲れた…。 ウソでケンカできた観音サンが信じらんねぇよ。」 「………。」(←呆れて口がきけない)
放っておけと言われたからには、 もう手出しも口出しもできん。 大切な決断は自分1人でしかできないのだから、 せめてBチャンが後悔しないように。 全部終わったら、また一緒に笑えるコトを願って。 ついでにHクンのコトを本気で嫌ったりしませんように…。 …つづく。
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2003年09月09日(火) |
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