NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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■ そのニジゥロク。 ■

ついでなので連チャン更新。


ハイ。観音デス☆


AB店長とBチャンとA男以外に相手にされなくなったAチャンは、
体調不良の為、会社を休むようになった。
「他人の良心の痛めつけ方を良く心得てるな。」
「今の状況じゃ誰も彼女に同情しないと思うが。」
「1人いるじゃん。強力なヒトが。」
「おーおー。おかげさまでスッカリイジメッコ気分よ。」
「アイツにダメージ与えるのはムリかもな。
良心というモノが全くナイだろ。」

「Bチャンもああいうヒトだからねぇ。」


BチャンはAチャンの家へ毎日のように通っていた。
どうしても疑いきれないらしい。
そして、久しぶりに出勤してきたAチャンが、
アタイの店にやってきてこう言った。
「Bサンは私を選びました。」
アタイにダメージを与えようとしたのだろうか。
可愛いヤツよのぅ。(無傷だが)
職場ではBチャンと距離を置いて、
Aチャンを刺激しないようにしようという企みに気付いてナイ。
以前のようにヤキモキするコトもなく、
アタイ達はソレを見守っていた。


が、ある日。
Aチャンの家に行ったBチャンは、
A男が遊びに来てるコトを知ったのだ。
騙すならもっとうまくやってくれよ…。
みんなが1番避けたかった状況。
でも、Bチャンが1番望んでいた状況だった。
「自分の目で見れば納得するから。」
Aチャンが都合悪いと言った日に、
わざと彼女の家まで行ったんだと、Bチャンは言った。
だけど、その後もBチャンの態度は変わらなかった。


暫く経ってA男が就職活動の為にバイトを辞め、
その数週間後、またしてもAチャンは仕事を休みだした。
バイトを辞めたハズのA男が、
アタイのトコまでやって来た。
「Aチャンのコト苛めないであげてよ。
いい加減にしないと俺も観音サンのコト嫌いになるよ?」

『コイツは俺が好きだ。』
と思っているかのようなA男の高飛車な物言いに、
とうとう堪忍袋の緒が切れた。
「オマエはアホか?嫌いになるならなればいいだろう。
ヒトの忠告も聞かずに好き放題やっといて、
自分らの立場が弱くなったら今度は脅しか?
アンタ達は間違ったコトを1つもしとらんのか。
胸に手ェあててジックリ考えろ。」



「何怒ってんの?ワケ分かんない。」
ヘラヘラ笑うなっつってんだよ、気色悪い。
「アンタとAチャンのコト、Bチャンが知らんと思ってんでしょ。
残念だけど全部バレてるよ。」

「まだそんなコト言ってんの?俺ら別に何もないよ。」
「アンタらは友達を何だと思ってんの?
もう誰もそんな言葉は信じないよ。」

「…俺が断ったから?やり方が汚いよ。」
「ハァ?」Σ( ̄Д ̄;)
「そうやってウソ吐いてみんなのコト仲間に引き入れたんだね。」
ソレはお前らの方だろうが…。
ウソ吐いてたって自覚がナイのか?
「帰れ。2度とそのツラ見せんな。」
顔を見てるダケで腹が立つので追い返した。


その日の夜。
Hクンに昼間の報告。
「妙な自信を持たせたもんだな。」
「自業自得とはいえ気色悪くてたまらん。」
「でもよ、何でココまできて悪あがきすんだろな。」
「辞めちゃえばコッチのモンだとか思ってんじゃないの?」
「ソレは言えるな。もう接点はナイワケだし。」
「あんな男とBチャンが付き合わなくて良かったよ。
そのうちAチャンにもポイッと捨てられるぞ、アレは。」

「そんなくだらねぇコトで悪役やったアンタもスゴイな。」
「あんな男でもBチャンは本気で好きなんだよ。」
「うーん。今ココにBサン呼べるかな?」
「何する気?」( ̄ェ ̄;)
「Bサンの目ェ覚まさせてやるよ。」


ニヤリと笑ったHクンの顔を、
アタイは一生忘れられないだろう。
…つづく。
2003年09月08日(月)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。