1度サボると止まらんデス。
ハイ。観音デス☆
「観音チャン〜〜〜〜〜。」(−−) ………また出たか。(´Д`)<AB店長。 私がアレほど忠告したのにうんちゃらかんちゃら。(←聞き流し) クドクドと説教をたれてたかと思ったら、 このお方もただ騙されてるダケのバカではなかったようで。 「本人達の問題でしょう。 アナタにそこまでする権利はないわよ。」 AチャンとA男のコトは、彼女の中では公認だったらしい。 「私は2人の付き合いに文句を言う気は甚だありませんが。」 「じゃあ何故放っておかないの!」 「放っておけなくしたのは誰ですか。 ヒトを巻き込んだのは彼女です。」 「Aチャンにだって事情があるでしょう。 アナタが何で分かってあげられないの?」
B男の時のコトを言っていたのだと思う。 どんな事情だ? 親友の好きな男と隠れて付き合ってるうえに、 ドチラも選べない中途半端な女の事情など知ったコトか。 両方とも手に入れようなんざワガママなんだよ。 本気で好きならドチラかへの想いを貫き通せばよかろう。 若しくは両方とも切り捨てるかすればイイ。 何が何でも騙し通す優しさなんぞ、 アタイにとっては偽善でしかナイ。
「分かりたくもありませんね。」 「観音チャンはAチャンが言ってた通りの人みたいね。」 「身に覚えのナイコトで他人から責められてみたらどうです? 少しは考えが変わるかもしれませんよ。」 「観音チャンのコトに関しては分かってたつもりよ?」 「以前から全てを知ってたヒト達はね。」 「それで十分でしょう?」 「最初は我慢しましたよ。でもアレはやりすぎ。 私のコトをよく知らないヒトに誤解されるのは耐えられます。 でも、あのコが何をしようとしてたか分かります? 私の友達にまでウソを吹き込んで根こそぎ奪おうとしたんですよ。 一度ダケじゃない、何度もね。しかも傷つけた。 ナゼ彼女がそんなコトを繰り返したか分かりますか。 アナタがそうやって無分別に甘やかしてきたからだ。 放っておくべきなのはアナタの方です。」
「いや〜、あのAB店長に意見するとは。 女にしとくの勿体ねェホドの命知らずだな。」 「…褒め言葉になってない。」 当たり前のようにウチに出入りするようになっていたHクン。 命知らずと称された理由はコレ。 「なんたってAB店長は社長のお気に入りだもんな。」 アタイのクビなぞ簡単に吹っ飛ばすコトができるだろう。 「居心地の悪い店になったもんだ…。」 「自分で原因作ったクセに…。」 「連れション好きそうよね、AB店長とAチャンは。」
長年不倫しているAB店長は、 公にできない恋に対して非常に寛大だった。 むしろ推奨してたと言った方がイイのか。 アタイの時に妙に協力的だったのもそのセイだろう。 純粋に応援してくれるならイイんだが、 どうもこのAB店長にも腹黒さを感じてならない。 自分の恋愛を肯定する為なら最低だぞ。 既に嫌っているので飛び出てくる考えも容赦ナイ。 仲間を作りたがる人種はどうも苦手だ。 職場の人間からアタイに対する誤解が解けると、 AB店長の信用は地に落ちた。
が、Bちゃんとの仲が元通りになったとはいえ、 未だAチャンがBチャンのお膝元なのは変わらない。 実際、操られているのはBチャンの方なので、 BチャンがAチャンのお膝元なのかもしれない。(この際ドッチでもイイ) 嫁に貰うならAチャンみたいなコがモッテコイだろうが、 友人関係でソレをやられちゃ堪らん。 まるで弄ばれているようじゃないか。 なんでもかんでも自分の思い通りになると思うなよ。 …つづく。
|
2003年09月07日(日) |
|