武ニュースDiary


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2005年07月02日(土) ピーター・チャンと「如果・愛」●「リターナー」大陸版DVD

大陸紙によると、「夜宴」のキャスティングが引き続き話題を呼んでおり、
中には金城武とチャン・ツーイーの可能性が高い、という新聞もあるそうです。
しかし、材料のないところで推測たくましくしても仕方ないので、
はっきり決まった「Perhaps Love 如果・愛」の記事をもう1つ。
昨日のマレーシアのThe Star Onlineに同時に出たもう1本です。



定評ある香港の監督ピーター・チャンが
「Perhaps Love」の監督に


アンドレ・モーガンに数十年ぶりの中国ミュージカル映画の監督に選ばれて、
ピーター・チャンが最初に思ったことは、
ミュージカルなんて全然興味ないのにということだった。

「私は彼に、君はクレージーだよと言いました。
ミュージカルを作るなんて、大変なだけでなく、
私はミュージカル好きでさえないんだからと」

「なるほどなという人選じゃあないですよ」と、彼は最近、
上海の「Perhaps Love」のセットで、撮影の合間に語った。

チャンには、なぜミュージカルなんか作るのかわからなかった。
なぜなら「登場人物は死ぬときも、そのまま死なずに、
突然歌を歌いだしたりする」のだから。

高い評価を持つ香港の監督のデビュー作は、
1991年、香港監督協会賞最優秀作品集を受賞した「雙城故事」だ。
「ラヴソング」(1996)は香港の金像奨で、
最優秀作品賞と監督賞を含む9つの賞を受賞した。
その他の作品には、スティーヴン・スピルバーグの
ドリームワークス・スタジオの仕事である「ラブ・レター」、
「the Eye(アイ)」(製作、2002)、「THREE 臨死」(2002)、
「美しい夜、残酷な朝」(製作、2004)などがある。

「Perhaps Love」のプロデューサー、モーガンは、
思い切ってやるよう、チャンを何とか説得することに成功した。
チャンが最初にしたのは、MGMミュージカルの古典をたくさん見ること。
そして今では「キャバレー」のファンだ。

「Perhaps Love」の仕事を通じて、
彼はミュージカル映画の製作に魅了されるようになり、
大のミュージカルファンであるチームのメンバーたちや
ジャッキー・チュンからも学ぶところがあった。

しかしそれでも、型にはまったミュージカルにはしたくなかった。
「そこで、私たちは、劇中劇の形式を採用したのです。
登場人物たちは、歌によって内面の葛藤を表現するのです」

「『Perhaps Love』のおかげで、映画制作者の生活と
その内面の混乱を描き出すこともできました」と彼は言う。

初め、ストーリー・テリングとミュージカルという、
溶け合わない2つの両極端に悩まされた。
しかし、最後にはすべてうまく行った。

――「Perhaps Love」は、中国映画産業に、
このジャンルの継承者を創り出すでしょうか?
「そうは思いません。たとえ映画が成功しても、
ミュージカルは費用がかかりすぎるし、非常な労力を要求する仕事です。
「ムーラン・ルージュ」や「シカゴ」はヒットしたけど、
ジャンルとしてのミュージカルを再興することはなかった。
ましてこの映画がそれをできるだろうか?」

いずれにせよ、モーガンは、チャンの魔法の指しか、
この映画を成功させうる者はないと確信している。
だが、この熟練した監督でありプロデューサーであるチャンにとって、
この作品の成功は新たな誇りとなるだろう。
(The Star Online 2005.6.24)


「リターナー」DVD、大陸で発売!

BBSで書きましたが、この珍品、こちらに記録を残しておきます。
こちらへ。開きにくいときはこちらをどうぞ。
大陸版の「リターナー」DVD発売!
しかし、そのジャケットは……?
クレジットは……?
2005年香港の新作とは……?
ミヤモトが「太龍」に……?


BBS 1日1回!  1:00


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