武ニュースDiary
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しばらくまたニュースが途切れています。 こんなときこそ、これまでの作品を鑑賞するとき。 特に露出の多かった台湾・香港時代(無茶苦茶多い)、 日本ブレーク時代(本人出演はそんなにないが)のメディアを見ていると、 思わず時間を忘れてしまいます。 その時代時代で、素敵だし、面白い人なんですよね。
そういうわけで、以前の雑誌記事から引っ張り出したのは、 香港の「Young Express」という芸能紙(雑誌?)。 これは日付がわからないんですが、 「失約」を出してすぐらしいので、1994年?
金城武の「約束違反」は大きな反響を巻き起こしただろうか? 金城武は紳士であるから、非常に信用を大事にする。 軽々しく信用を失うようなことは絶対にしない人間だ。
彼の「約束違反=失約」は、実は広東語の歌で、 彼にとって初めての広東語歌であるが、 歌の技巧も発音も非常にきちんとしている。 1年近く、香港ではアルバムを出していない金城武への見方を一変させた。
ニッキー・ウーは金城武より早くから香港に進出し、 広東語の歌を歌って1年以上になる。 が、金城武のアルバムが出てからは、 ニッキー・ウーの広東語は金城武に及ばないと言う人が大変多い。 金城武は比較はしないのが一番だと思っている。 彼はこう言っている。
「ぼくは語学の天才なんかじゃありません。 でも、子どものころから、北京語のほか、日本語、英語などもできたから、 多分、発音も割に早く正確にできるんだと思います。 でも、ニッキー・ウーの歌はすごく心がこもっています」
彼は大変謙虚に、台湾でニッキー・ウーとは比べてほしくなかった。 なのに、香港でまで比べられる、と語る。 そして、2人の経歴や背景は違っているけれど、 2人とも台湾から香港に来て仕事をしているから、 ある種のなんともいえない親近感がある、 機会を得てニッキー・ウーと共演したいと言った。
「ぼくたちはレコード会社が違うから、 一緒に歌の仕事をするのはきっと難しいでしょう。 だから映画で共演するしかない。絶対いい結果が出ると思いますよ」
以前、彼とニッキー・ウーが、 それぞれチャーリー・ヤンと温碧霞にお熱だという噂が流れたが、 仕事上でトップを争うだけでなく、2人は恋愛面でも何かと縁がある。 金城武はその噂の話に触れて、思わずため息をもらした。
「ぼくとチャーリー・ヤンは知り合ってずいぶん経つのに、 なんで今になって噂を立てられるのかわからない。 彼女のことは妹のように思ってるし、 今まで惚れたはれたという感じになったことはありません」
男女間の感情はとても面白いもので、縁がなければもちろんだめなだけでなく、 ある、ビッとくる感覚も必要だ、と彼は考えている。 そして、デビューしてからそういう感じになったことはないという。 彼が芸能界に入ってしばらく立ったが、 女性スターに対し恋愛感情を持ったことはない。 芸能界の女性はもみんな美人だから、と私は笑って彼に言った。 特殊な傾向があるのでなければ、美人を見たら誰だった心が動くだろう? 金城武は答える。 「ぼくはブリジット・リンがとてもいいと思います」
「恋する惑星」で共演した、子どもの頃からの憧れの大スターに、 気後れを感じながらもすごく嬉しかったという。 彼は自分は若すぎて、彼女に振り向いてもらえることは絶対ないと自覚している。 ということは、自分より年上の女性が好きなのだろうか?
「人と知り合ったとき、もちろん相手の年齢は聞けないけど、 その人を見て自分より年上だとわかれば、まず覚えるのは尊敬ですね。 年齢差が少なくなって初めて、心引かれ、慕う気持ちがわいて、 気持ちが育っていく」
金城武は、自分は理知的なタイプで、感情にはなかなか流されないと言う。 感情的になってしまうのを恐れているのだ。 それなら、温碧霞は、どうして彼とあれこれ言われるはめになったのだろう?
「ぼくが覚えているのは、初めて香港に来たとき、 ある公開の場で温碧霞を見たんです。 そのころは彼女が誰だか知らなくて、横にいたスタッフに 「あの人、きれいだね」と言ったんです。 それ、が今になって、彼女を追っかけてると噂されるなんて 思ってもなかったですよ」
彼は仕方なしに説明した。 芸能界というのは、敏感なところで、 そよ風が吹いただけで、たちまち大風が巻き起こり、天地を震撼させてしまう。 金城武はこの世界で生きるからには、それに適応しなくてはならないのだ。
「ぼくも受け入れるようになりました。だから、過剰反応はしません。 ただ噂があまり多くないことだけを願ってますよ。 外部の人が誤解して、ぼくが男女のことにかまけて、 まじめに仕事をしてないと思われるのはいやですからね」
金城武は、アイドルになりたいと思ったことはない。 アイドルは、いつも外見だけうんぬんされて、 中身のことは言われないと、彼は言う。 しかし彼は若い。実力派になろうとも思わない。 実力派にはまだ距離があると考えており、 いたずらにそのような肩書きを求めることはしたくない。
私は笑って言った。 なら、金城武になれば、それでいいじゃないか。 君に似た人は誰もいない。絶対間違えられないさ。 (文・藍藍 Young-Express)
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