武ニュースDiary


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2003年09月10日(水) 台湾記者会見●トー監督の評価

台湾記者会見 2:00

台湾での記者会見の様子も出てきていますね。
ご近所をぐるりと一回りすれば、もうお腹一杯! ぜいたくかな?
みなさんも駆け巡ってください。
武は決して同じ髪型はしないのね。それぞれ雰囲気が違ってそれぞれ素敵で、
見ていると胸いっぱいになります。

台湾の会見の詳しい内容は朝を待たないといけないでしょうが、
同じ映画で昨日の今日ですから、そう違った内容があるわけではないようです。

         まるで王子様♥ 

とにかく恋愛映画で2度共演し、しかも2人とも美男美女で、
少しでも恋の火花は散らないのかと、記者達も追及しますが、
武はきっぱり「そういうことはありません」とつれないです。
ジジが、武がすごく明るくなったと言っているのは嬉しいですね。

また、武の言葉ですが、「心動」のときはジジとカレンの演技に感心して、
負けてるなといつも思っていたそうです。
それで今回はあらかじめ勉強して、遅れをとらないよう気をつけたと言うのです。

それをジジは笑って聞いていましたが、武についてはすごく演技がうまくなり、
成熟したとのこと。また、2人共演の場面は少なかったけれど、
撮影所には一緒にいて、互いに相手から学んで成長しようと「盗み見」していたそうです。
両方とも冗談交じりの言葉でしょうけど、今回、演技は難しかったといってますので、
ずいぶん工夫や努力はしたのでしょう。


トー監督の評価  3:17

ということで、9日のニュースはちょっとおいて、「向~」関係の別の記事を……

金城武、ジジ・リョン 「向左走、向右走」で出色の演技

ジミーの絵本を原作とし、ジョニー・トー、ワイ・カーファイ共同監督、
金城武、ジジ・リョン主演による映画「向左走、向右走」は
9月下旬、台湾公開される。
この映画は、監督・出演者とも強力な顔ぶれで、今年注目の中国語映画の1つ。
かつアメリカのワーナーブラザーズ社の正式に出資する
初めての中国語映画でもある。

金城武のこの作品での演技には、目を奪うものがある。
外形のみならず、持ち味も原作の主人公にきわめて似ている。
その上、この映画のため、特にバイオリンを学び、自身で弾いている場面も少なくない。

「向左走、向右走」のストーリーは、金城武扮する劉智康とジジ・リョン扮する蔡嘉儀が、
同じアパートに壁を隔てて住んでいるのに顔を合わせることがない。
彼女はいつも左に行く習慣があり、彼は右へ行ってしまう。
2人は、人の海の中に、誰か自分を待っている人がいるはずだと考えている。
2人は会ったことはないが、いつもどこかですれ違っていた。
あるとき、2人はついに出会うが、思いがけないことが重なり、
この縁は切れてしまいそうになる。

ジミーの絵本のストーリーをそのままやったら10分もかかるまい。
だが90分の映画版は、もともと男女2人の主人公を、四人の人間の話にし、
細部のエピソードを増やして登場人物たちがめぐり会うようにした。
原作者のジミーは、金城武とジジ・リョンを理想的なキャストだと思っている。
金城武の風格には特別なものがあり、原作の主人公のように
憂鬱さの中にロマンティックなものを持っている。
ジジ・リョンはさわやかな甘さがあるが、
人や物事に対してはあるはっきりしたこだわりを持っていて、
ヒロインのイメージにぴったりだ。

かつて金城武と「東方三侠2(ワンダーガールズ2)」「パラダイス!」で
仕事をした監督ジョニー・トーは、こうイ言う。
「金城武のキャスティングは早くから決まっていた。
なぜなら、彼には一貫して人に現実から離れた感覚を与えるからだ。
彼の演じるとらえどころのない感じが、「向~」の主人公に非常に説得力を与えるのだ」

ジジ・リョンについては、こう言う。
「『心動』があったから彼女を武と組ませたのだと思っている人が多いが、それは違う」
当初、トーはケリー・チャンをヒロインに考えていた。
しかし、ケリーは武と何度も共演しており、新鮮感はない。
そこで何人も検討したが、候補の女優達の私生活が芳しくないので、
役のイメージに合わず、却下。
ジジ・リョンは清新なイメージの持ち主であるのに加えて努力家であるということで、
最終的にヒロインに決まったのだった。

「向左走、向右走」は全体にセリフが少なく、俳優のボディーランゲージにより、
言葉に表れない感情の動きを表現することが中心となる。
これについては、ジョニー・トーとワイ・カーファイの2人の監督は
金城武、ジジ・リョンの演技に大いに満足している。

特に金城武の演技だ。彼は才能がありながら不遇のバイオリニストを演じているが、
役に真実味を与えるため、撮影前、台湾で特別にバイオリニストについて、
集中レッスンを受けた。
もともと音楽の基礎があり、ギターも弾ける彼は、教師の指導の下、
わずか3日の勉強でバイオリンの基本テクニックを把握し、
美しく楽章を奏でることができるようになった。
武も非常に嬉しく思い、ますます練習に熱中するようになったため、
映画の中では自ら多くの曲を演奏することとなった。

音楽の才能ばかりではない、
トー監督は、武の演技を口を極めて賞賛してこう言うのだ。
「金城武は前よりもさらに大人になり、自信をつけ、演技も非常に進歩した。
香港、台湾の芸能界を見渡しても、
彼のようなロマンティックな風格を持った俳優は、ほとんど見つからない」
(中華日報 2003.9.8)


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