武ニュースDiary


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2003年07月12日(土) 岩井俊二監督との接点

「金城武熱病ロバ耳日記」さんで(以前BBSにリンク張って下さったし、
リンクフリーとも書いて下さってるので、飛べます)、
岩井俊二監督といつ会ったんだ……? 
と疑問が呈されていたので、「いつ」かだけ。

「Mysty」のときなんですね。一番意外性がない答えかも。
「Mysty」のプレミアに、岩井俊二が武に会うためにわざわざやってきて、
最近のマンガの新作(!)を武に贈った――と、
1997年2月19日の台湾の聯合報が伝えています。
このような場だったから話の内容が残っていないのかも知れませんね。
それとも残っているのだろうか……?

このころ、松竹が武で映画を撮りたいとオファーしていたようですが、
なにしろスケジュールが詰まっている時期で――
「初恋」と「パラダイス!」がまだ撮影中、その外「北京之夏」などが待機しており、
武の本格的日本進出は、翌年、スケジュールが空いてからになるだろう、と
ありますが、実際には年末から「不夜城」の撮影に入りましたね。

しかし、1995年の段階で既に岩井監督からは接触があった模様で、
同年11月18日の民生報に(このときには「聖夜の奇跡」出演が決まっていたのですが)、
松竹映画、テレビ局、そして岩井俊二監督も彼を使いたい意向があると書かれています。
このときの事務所の方針としては、台湾・香港のマーケットを放棄するわけにはいかないので、
日本については単発ドラマとCMを主としていくと言っています。
当時はそうだったということです。

ちなみに、巨匠との仕事を武が避けているか……というと、
そんなことはないのでは、というのが私の意見ですが、
実際、報道のあったチャン・イーモウにしても、ジェイコブ・チャンにしても、
武は好きな監督だと言っており、できれば出たい意向をもらしていますし、
ジョニー・トーしかり、シルビア・チャンも巨匠というかどうかは別にして、
女優兼監督として定評のある人であり、彼女の映画に出てみたいというのが、
「心動」出演の理由の1つだったと思われます。
これから1つ1つ実現していくのではないでしょうか……と楽観的な私は期待します。
しかし、「Mysty」のような映画こそ、
本来なら武の食指をそそらないタイプの映画だったと思いますが。

家主様、話のネタにして、すみません……m(_ _)m


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