武ニュースDiary
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2003年06月08日(日) |
映画「ラベンダー」の記事に添えられた詩 |
愛について語るそばから、 愛は遠く手の届かないところに逃げてゆく。 あの人は、あの人のやり方で私を愛している。 もしかしたら、頭がおかしくなっているだけかもしれない。 でも、愛しているの。違うなんて言わないで。
天使は涙を流したことがない。 ぼくのまつげを濡らしているのは、ただの雨粒だ。 愛されるだけ、愛するのは永遠に許されぬこと。 少しずつ知る、いとしい人のぬくもり、心に届いてくるいとしい人のまなざし。 この温かさはいったいどこからわいてくるのだろう。
ラベンダーは泣かず、語らず、 風は空を舞い、低く声をあげる。 今宵、私は彼を愛し、彼もまたときどき、愛を返してくれた。 ああ、その透き通った無垢の瞳を、どうして愛さずにいられよう。 愛はかくも、かくも短く、 そして、忘却は、かくも、かくも長く。 ラベンダーはいつも、泣かず、語らない。 (「babe」 2001.5)
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