武ニュースDiary


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2003年02月26日(水) 「二千年の恋」最終回を報じる香港の新聞(2000年)

突然ですが、
「二千年の恋」が好きという方の話に続けて接したせいか、
ちょっとニセコイモードになり、当時の香港の新聞をご紹介したくなりました。
写真(折り目が入ってきれいでなくてすみません)は以前アップしたことがありますが、
今回はその記事も一緒に……。

「二千年の恋」今夜、最終回 
金城武 中山美穂 寒風と冷雨の中、クライマックスを演じ切る


――寒風! 冷雨! 雪! 金城武と中山美穂の「二千年の恋」は,今夜最終回を放送する。
このドラマの香港での視聴率は優秀で、追い風と波に乗ったといえるだろう。
だが、ラストシーン撮影時は悪天候、寒風と冷雨の中のクランクアップだった――

「二千年の恋」最終回撮影は、非常に厳しいものだった。
第1のクライマックスは、船上で撮影された。
美穂が金城武の銃弾に倒れ、武が美穂に歩み寄る、悲痛なシーンである。
撮影時は小雨が降っており、途中、雪さえ混じった上、
船が沖へと進むため寒風が吹きつけ、
骨を刺すような感覚は、普通の人間にはとても耐えられない。
金城武と美穂は芝居のためあまり厚着できず、この冷たさは耐え難かっただろう。
だが、武と美穂はプロそのもの、撮影は大変順調に進み、
すべて終わったときには、スタッフから花束が贈呈され、感動を呼んだ。

第2はこのドラマのエンディングである。
仲間由紀恵が美穂と金城武の子どもを抱いて、ゆっくり道を歩いてくる。
だが、その後ろに2人の姿はない。
これは一体何を意味するのか、どうぞ自分の目でラストをごらんください。

「二千年の恋」の視聴率は、第1回を除き、日本では15%を越えなかった。
それに対して香港では、2月14日のバレンタインデーの15%以外、
平均18%以上を獲得、なかでも第5回は20%に達した。
日本とは著しい対比をなし、以後、香港で日本のドラマがより多く放映される助けとなった。
(太陽報 2000年3月26日)

 
 美穂が撃たれた後、武が命の危険を冒して美穂のもとに歩み寄るシーンは感動的だ。

  
 撮影終了後、スタッフは金城武と美穂に花束を送り、4ヶ月間の苦労に感謝の意を表した。


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