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■ 塩見岳
7月はほとんど山歩きらしい山歩きをしていなかった私だったけど・・ お天気も良さそうということで「塩見岳」へ行く事になった。 地図を見て家からの行程と山の本を見てどんな山かを事前にチェックして。。 我が家から登山口まではグルッと回りこむ感じで結構遠いなぁ〜〜 標準タイムで考えれば何とか日帰りは出来るだろうけど下山の後もシンドイだろうなぁ〜 とりあえず行ってみるか〜〜時間次第では途中で引き返したっていいしね
7日の夜・・・もう夏休みなんだから車も多いだろうし、現地に早く到着してた方が安心だし、なにより最近高速での事故が多い。心配なので、ひたすら一般道で行く事に決め8時に出発する事にした。
そして登山道手前の駐車場へと8日の2時に到着・・・結構時間がかかった。 6時間だよ〜〜〜^^; 駐車場には車が一杯で唖然!!勿論縦走中の登山者の車も置いてあるんだから車の中に人がいるのはそのうちの数台だろうと思うけど。。 ☆・・・「こんなにいるのかーーー!!嘘だろ〜〜!!」「帰りたくなってきたなぁ〜〜」 一瞬私も帰りたいって思った。でも6時間かけてきて・・帰るんじゃあんまりだろうし、とにかく歩くキッカケがないと、私も困るってことで4時半頃出発することに決定。 1600mくらいは標高があるはずなのに涼しい感じもない。予想した気温じゃなく・・吃驚。
2時半に単独の男性が勢いよく出発して行った。この登山者はおそらくは日帰りだろう。 そして1時間後にもう一人。。
4時45分私達も出発。2,5キロの林道を歩いているうちに周囲が明るくなってきた。 標高差はさほどないけど登山口までは結構長い。 一応日帰りした方のタイムを参考にしようとメモしていたので、そのメモを見ながら歩いた。 登山口には30分後に到着。そして登り始めた。あぁ〜〜シンドイ!! 最初から半袖でいいくらいに気温は高い。 登山道にある峠としては一番標高があるらしい三伏峠までどれくらいで行けるかが最初の課題だったけど・・ ほぼ標準タイムでしか行けなかった。これは縦走する人のタイムで日帰りするためには遅いタイム。でも〜今回焦る気持ちはあまりなかった。 無理しないって思ってたから。。なんたって私の体調は良くみて普段の70パーセントくらいなんだから。。 最初から逃げ道をしっかり作ってたあたり気力も100ってわけじゃないんだろうなぁ〜〜と自己分析。
登り・・ストックを使った。凄く疲れた。今日は無理だーーって思った。 でも一歩一歩進んでいればいつかは着くもんだ。
8時頃に三伏小屋(2615m)・・10時に本谷山(2658m)・・・12時に塩見小屋(2766m)に到着。 かなり遅いペースになってしまった。
でも・・私に若干の変化があった! 峠に到達した辺りから徐々に力が湧いてきて(笑)ストックが邪魔に感じてきて・・ スピードアップし始めた。三伏小屋から本谷山までのアップダウンはかなりハイペースで気持ちよく歩く事が出来た。 その結果タイムは1時間。いい感覚だーーーー!! でも・・これは私のタイムでピカリ隊としては遅い。途中のお花畑で☆は花散策&撮影してて、私はかなりの時間を待った。 トータルすると、やはり不味いなぁ〜〜の時間。。
後・・月曜日だけど8月の月曜日は夏休みということもあり人がメチャ多い。 下山してくる登山者も多いし、縦走中の登山者も多いし、大学サークル、団体と北アルプスほどではないだろうが私達にとっては想定外の多さに吃驚! そして「なんだーーこの暑さは!!」の陽気。。
塩見小屋付近でしばし考えた。☆は「僕はいいから行ってくれば〜〜〜〜〜」って感じ(-"-) 「ザック置いてけば〜〜〜〜〜〜〜」「あっなんか花があったら撮ってきてね〜〜〜〜〜」「無理だって思ったら戻っておいで〜〜〜〜〜〜」 こんなありがた〜〜い言葉を頂き・・・私は時間を設定して一人出発!! 以前同じように☆を残して木曽駒(桂小場からの日帰りピストン)の山頂を単独で往復した時よりも条件はキツソウだったけど・・・ この時、時間は12時20分。。標高差は300ないけど行ってみないと分かんない状態。 下山の時間を考え、自分としては精一杯頑張った。途中山頂から下山してくる空身のご夫婦に出会い・・立ち止まってしまった結果、少しお話しすることになってしまった。 シマッタ!!って思ったけど、「山頂は少し寒いですよ〜〜」との事。 そういえば少しだけ風を感じるようになっている。 私には時間がないので早々に分かれ、また歩き始めた。岩を登り・・調子もいい感じ。と・・その時、「この花なんだろう〜〜〜?そういえば☆がなんだか言ってた花かな?」の花を岩陰に見つけてしまった。 一応撮っておかないと・・・そう思ったら結構色々な花が目に入ってくる。 ☆がいたら喜んだろうなぁ〜〜と一瞬思った。 小屋は見えない位置にいた。その先、一度下って最後の登りにかかる。 ここで時間を見たら・・・1時になりそうだった。 山頂の標識も見える!あそこまで行ったら今日の山歩きは成功したってことになるんだ!! 山頂に手が届きそうなところまでは来ていた私。体調が完璧ーーだった頃なら迷うことなく登ったと思う。 しばし時計とニラメッコ・・・一歩踏み出そうとした瞬間・・ 足が攣った!!出発前日に怪我した左足は大丈夫なのに・・右足の甲と足首が攣ってしまった。 このまま無理して山頂まで行ったら多分帰りに酷い目にあうだろうなぁ〜と考えに考えた結果 「とっとと撤退だーーー!!」
決断は思いのほか早かった。そうとなれば、さっさと下る。 1時10分に☆の待つ場所まで戻った。攣った足は下りで一応治まっている。 でも復路は下りだけじゃない。 三伏小屋までに何度かのアップダウンが待っている。足は大丈夫かなぁ〜? これまた木曽駒の時と同じ条件になってしまった。 あの時は両足が攣った状態だったから今回の方がまだマシかな〜?
待っていた☆に「山頂はね〜〜諦めた。。3000m越えたか微妙だわ」と報告。 元々山頂に拘らない☆「いいよ〜〜いいよ〜〜〜♪」 「塩見岳撤退レポにでもするか〜〜〜敗退でもいいか〜〜〜どっちがいい?」(  ̄. ̄)フーン・・そうですか〜〜〜〜まっいいや〜〜〜♪
1時半・・・下山開始・・・・6時半到着・・・・ 今回も幻を見るほど疲れた!!
その後・・車を運転する☆も初めてだが弱音。。 「また一般道ですか〜〜〜?」と☆「事故が多いから高速は嫌だーー!!」と私。 延々一般道を走り抜け・・途中食事し・・休み休みで家に辿り着いたのは・・ ナント真夜中の2時半だった。
玄関を開けたら・・・驚いた事にガッチャンがお座りをして待っていた・・感激!(≧◇≦) 娘が言うことには・・いつもなら涼しい部屋でお昼寝してるガッチャンがずっと玄関の三角窓にいたらしい。 簡単にシャワーを浴び、即寝たけどガッチャンもすぐ寝入ってしまった。 4時間後起床し通常通りに仕事もしたがガッチャンはとうとうその日夕方まで起きる事はなかった。 私の下山が早いわけは、多分こんなところに起因するのかも〜と思う。 つまり・・可愛いガッチャンが待っている(??)から急ぎ下る。ホントか?
つらつらと長い文章になってしまったけど・・ 今回の山歩きで確認出来た事。。 私はストックを使ってはいけない! 気持ちの問題だと思うけど・・私は元気良く手を振ってバランスをとりながら歩くのが一番いいみたいだ。
奥深い山だから人も少ないだろう〜〜は通用しない。 林道も舗装されてるし、特に小屋のある場合は要注意。 笊ヶ岳に人が少なかったのは・・そんな理由もあるのかもね。水場もないし。。
次回のお出かけは・・昨年も会いに行ったレンゲショウマ〜〜♪ のんびり散策です〜〜
ピカリ♪山歩き日記・・以上
2005年08月08日(月)
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