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■ 赤岳で出会った人々
赤岳での別バージョン日記です。 最初出会った登山者は登りの途中で出会った50代くらいのご夫婦。 小屋で泊まり下る途中でした。 私は☆を待っている時でした。奥さんが下りでズルッと滑り転び・・・ そしてひと言 「だいぶ転び方が上手くなったわ!」「痛くないもの」可愛いテレ隠しかな(笑) 挨拶を交わし、少しだけお話ししたんだけど・・ 県界尾根から登って小屋に泊まって真教寺尾根で下ってきたそうで、朝は富士山も見えて素敵だったわよって教えてくれました。 次に出会ったのは男性50代単独の方。 一番目の鎖場の近くで休憩していたら鎖を使って降りてきました。 「下っている男の人見ませんでしたか?」と聞かれたけど・・ 私は出会ってないのでそう答えると考え込んでいる様子でした。 ん?はぐれたの?何か暗い顔をして一人歩いていきました。
鎖場を登り色々な尾根から登ってくる人が見え始めた頃・・・ 風が強くなりガスで視界も悪くなりました。 私からよく見えたのは権現から縦走してくる数人のグループ。 そして、別ルートから登ってくる男性単独の登山者。 山頂直前にあるハシゴを降りてくるご夫婦がいましたが、ご主人の方がハシゴが苦手なようで途中で止まっています。 「ハシゴは苦手なんだよ〜〜(泣)」って呟きながらソロソロと降りています。 10段も無いようなハシゴなんですが・・・(笑) 山頂を横目に小屋まで行ってみました。 そこには誰もいませんでした。横岳への縦走路はガスで見えないし・・ ん〜〜長居は無用かな?って思いながら☆の到着を待ちました。 展望もないし・・出会う人はみなガッカリの顔です。 ☆も到着して風を避けて少し休憩の後、下るルートを決める事にしました。 県界尾根ルートの鎖を下りで使いたかったんだけどガスでほとんど見えない状態でイマイチ不安。 結局は同じルートを戻ることになり、そうと決まったら帰ろう〜です。 途中権現からの縦走路を歩いているのが見えたグループに出会いました。 そこで・・私が目にしたのは・・・?(゜_。)?(。_゜)? ザイル・・・・ 先頭の男性が持つザイルが後ろの数人の女性(男性はいたかな〜?)にずっと繫がっているのです。 「かえって危ないな〜〜」って☆が言ってましたが私もそう感じました。 前を歩く人を見失う程のガスではないし・・なんの為?って感じたからなんですが・・ 先頭の男性が色々と指示を出しています。 このグループとすれ違った後は急ぎ下りました。 その後、鎖場もどんどん進み・・後二箇所でお終い〜って辺りで鎖を登ってくるご夫婦に会いました。 私達より少し若いくらいのご夫婦でしたが空身です。 ご主人が先に登り上から色々指示を出しています。 時間がかかりそうなので、ノンビリ待っていると・・やっと一個登り挨拶を交わしました。 少しお話しをしました。 そして分かったんだけど大きな勘違いをしてたようです。 下から見上げるとすぐ山頂のように錯覚しますが・・その方たちもそう思ってたようです。 ザックがないので変だな〜と思い訪ねたらデポしてあるって言うのです。 ということは・・もしや日帰りですか〜! これから鎖場を登り山頂まで行き、戻って来て下山する。 快晴の日と違い、曇り気味の夕暮れは思いのほか早いのです。 いくら日が長いと云っても大丈夫なんだろうかとちと心配になりました。 とりあえず・・山頂まではまだ30分以上はかかりますよとは言っておきました。 鎖が終了した辺りに二人の真新しい色違いのザックとお揃いのストックが置かれてありました。 ん〜〜〜大丈夫かな?雨も降り出してきました。小雨ですが・・・
今回の下山は時間が掛かりました。 理由は☆さん気力がなかったんです。その本当の理由はデジカメのメモリーが無くなってもう写真撮影出来ない〜になったらショボ〜〜ンって気持ちが落ち込んだのだそうです´。`)はぁ・・・ 充分撮影したからいいじゃん!!って私は思うのだけど・・・ 私もかなりゆっくり歩いてました。一度も早足してないし走ってもいない。 まるで牛歩のようです(笑)なのに〜☆はそれ以上に遅い。 笊ヶ岳で私の前をドンドン歩きリードしてくれた☆とはまるで別人(笑) つい「もう一個買うから、今度からはもっと枚数撮影出来るよ!!」と私。 「いつ?」と☆「今度の山の前に買うから・・´。`)はぁ・・・」と私。 「ホント?ヤッター!」・・・ 本心は嫌なんだよね〜〜〜(^_^;) だって・・戻ってからの作業が大変になるんだから・・・
やっと6時に車に戻れた時は疲れました。 しかし・・あの二人・・暗くなる前に戻れたのかな?
最後に・・・ 楽しみにしていたソフトクリーム・・・ 買って食べて・・「違うーーーーーーーーーー!!」 楽しみにしてたソフトじゃなかった!普通のソフトクリームだったのです。 売り切れてたのか・・今でも謎です。次回聞いてみるつもりです。
2004年07月14日(水)
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