(仮)耽奇館主人の日記
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2005年07月12日(火) 橋本真也に捧げる。

ついさっき、創価学会の若いのと大乱闘をした。
理由は簡単、私が気に食わない、私も気に食わないからである。
今までに何度も、話し合いをしてきて、もうムダと分かったので、拳で話し合うことにしている。
で、お寺に寄って、浅草橋のおもちゃ問屋のあたりへ花火を買いに行ったら、兄ちゃんたち三人組にインネンをつけられたわけだ。
その時の私は、よりによってオレの誕生日に、好きなプロレスラーの橋本真也が急死するなんてと、すごくショック状態だったので、すぐに発火した。
袈裟斬りチョップを連発したり、重爆キックを放ったり、ジャンピングDDTを繰り出したり。
必殺技の垂直落下式DDTは、アスファルトの上ではさすがに危険なので、あえて封印。
しぶといのがいて、橋本スタイルだけでは倒せなかったので、私の得意の右ストレートで沈めた。
ちょっと唇を切り、擦り傷をいくつか作ったが、今回も腐れ学会どもに地面を舐めさせてやった。
でも、ちょっと不安要素が出てきた。
やはり、三十六歳を迎えた今、体力の衰えを感じている。
昨日の夕方、紅蜘蛛お嬢様に銀座のマキシム・ド・パリでディナーをプレゼントされたのだが、食後の葉巻が濃すぎて全部吸えなかった。
おまけに血圧が高めなので、橋本みたいに死ぬ可能性は否定出来ないのだ。
少しずつ、運動量を増やしつつ、ラグビーをやっていた高校時代の身体に戻さなくては。
北斗の拳とプロレスに影響されて、スクワット一万回とか、十キロダッシュとか、超人的トレーニングをしていた頃の肉体に。
私はガチンコが好きだったので、前田日明のUWFを信奉していたものだが、一度、新日本プロレスの道場へ友人たちと見学に行ったことがあって、そこでサンドバックを相手にキックの練習をしている橋本を見て、すごくショックを受けた。
サンドバックが天井近くまで浮き上がるのだ。
つまり、こんなキックをモロに食らったら、確実に死ぬ。
それ以来、私はプロレスラーはみんなガチンコだと思うようになった。
例え、ハッスルでショー的要素が濃い試合を展開しようとも。
肉体はウソをつかないのだ。
ウソをつかないために、肉体は常に鍛え続けなければならない。
橋本の急死はまさしく、鍛錬の場である実戦のリングから離れたせいだ。
止まってはダメなんだ。
止まったら死ぬ。
走り続けなければ。
さらに、足を高く上げて、地面を思いっきり蹴れ。
南無不動明王、橋本真也の魂にさらなる速さを。
合掌。
今日はここまで。


犬神博士 |MAILHomePage

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