(仮)耽奇館主人の日記
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2005年04月11日(月) 近況報告其の参、魔女の大鍋のこと。

土曜の夕方は、里見公園で花見をした。
メンバーは、別サイトでコラムを書いてる縁で、新に募った新顔さんたちと、おなじみ犬神一家と、国府台の関係者たちである。
コラムの読者さんたちは、この日記も読んでいて、初めて見る犬神博士こと私、せむしの社長ことK田氏、途中から参加した娘のサカキ、紅蜘蛛お嬢様、二口さん姉妹といった面々に、感嘆の声をあげていた。
他の花見客たちは、定番のカラオケなどで盛り上がっていたが、私たちは、関東でも有数の心霊スポットである国府台を逆手に、「チャネリングごっこ」をして盛り上がった。
死んだ人を呼んで、自分の身体に乗り移らせるというやつだ。
「こんばんわ、森進一です」
「まだ生きとるわー!」
という風に、ベタな物真似ごっこでもあるのだが。
後、誰かがトイレに立つ度に、フタつきの陶器製ジョッキ(花見は風が強く、ほこりが舞いがちなので、うちはいつもこれである)の中身を、混合物にしてしまうイタズラでも盛り上がった。
「魔女の大鍋」というもので、例えば、ビールと日本酒、ウイスキーをちゃんぽんにして、あまつさえ醤油を加えるという恐怖ドリンクだ。
私が盛られたのは、ジャックダニエルとブルガリア飲むヨーグルトを半々に混ぜたもので、恐ろしく不味かった。しかも帰宅した後、すごい下痢をした。
逆に、こっちが盛ったのは、日本酒に濃い牛乳と生玉子を混ぜたものに、桜の花びらを乗せたもの。味の方は不明だが、飲んだ新顔さんは、二ヤッと笑うと煙のようにどこかへ消えてしまった。
酒飲みの常識として、色んなものをちゃんぽんにして飲むと、悪酔いするというのを、まさしく身体を張って証明したわけである。
でもバカみたいになってて、ほんとうに楽しかった。
こういう無礼講、思いっきり弾けるというのは、ほんとに必要だ。
帰る頃に、少しぱらっと小雨が降ったので、意識がはっきりしてきて、夜桜の妖しい佇まいをあらためて目に焼きつけた。

お寺のニューフェイス、副住職ミスラ君に興味を持ってくれた方々から非常にたくさんのメールを頂きました。ありがとうございました。その数、百七通。後一通で煩悩の数に達したのですが、まあ置いといて。
その中で、真剣な方、または面白い方に、ミスラ君歓迎会の日取りと場所をお教えします。お楽しみに。


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