(仮)耽奇館主人の日記
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2005年01月03日(月) 俺の名はマイナス。

柴田剛さんと再会した。
私にとっては、数少ない男友達の一人であり、尊敬すべきアウトロー映画作家である。
久しぶりに見た彼は・・・
全体的に色濃くなっていた。
匂いも濃くなっていた。
以前はひょろっとしたイケメンの優男だったのだが、今はプロレスラーの高山善廣選手みたいになっていた。
連れの女の子とは初対面で、ガラにもなく照れてしまったが、しっかり挨拶した。
匂いを嗅ぐと、ただの女の子ではなかった。
剛さんの紹介どおり、アウトローの匂いがぷんぷんしていた。
三ノ輪に引っ越しするということなので、大阪、下北沢と、だんだんこちらのエリアに近づいてきているのは、思わずニヤリとした。
・・・・・・
私と剛さんの共通点はズバリ、「泥臭さ」である。
もっと煮詰めて言ってしまえば、「日本の原風景」なのだ。
ちょっと威嚇的に言うと、破壊と狂気と地獄の中で明確になる、血みどろの、静かで清らかな、美しい「光景」だ。
三人で飲んでる間、スターリンの話になって、剛さんが歌詞を口ずさんで、私もノリにノッたところでも、私たちの匂いは似ているのだ。
そういう友達は大切にしたい。
だからこそ、私は出来ることであれば、喜んですると決めている。
今回は急だったので、剛さんのご要望に満足に応えられなかったかもしれないけど、何かあったらまたいつでも。
三人の健康を祈って、乾杯!
今日はここまで。


犬神博士 |MAILHomePage

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