(仮)耽奇館主人の日記
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柴田剛さんと再会した。 私にとっては、数少ない男友達の一人であり、尊敬すべきアウトロー映画作家である。 久しぶりに見た彼は・・・ 全体的に色濃くなっていた。 匂いも濃くなっていた。 以前はひょろっとしたイケメンの優男だったのだが、今はプロレスラーの高山善廣選手みたいになっていた。 連れの女の子とは初対面で、ガラにもなく照れてしまったが、しっかり挨拶した。 匂いを嗅ぐと、ただの女の子ではなかった。 剛さんの紹介どおり、アウトローの匂いがぷんぷんしていた。 三ノ輪に引っ越しするということなので、大阪、下北沢と、だんだんこちらのエリアに近づいてきているのは、思わずニヤリとした。 ・・・・・・ 私と剛さんの共通点はズバリ、「泥臭さ」である。 もっと煮詰めて言ってしまえば、「日本の原風景」なのだ。 ちょっと威嚇的に言うと、破壊と狂気と地獄の中で明確になる、血みどろの、静かで清らかな、美しい「光景」だ。 三人で飲んでる間、スターリンの話になって、剛さんが歌詞を口ずさんで、私もノリにノッたところでも、私たちの匂いは似ているのだ。 そういう友達は大切にしたい。 だからこそ、私は出来ることであれば、喜んですると決めている。 今回は急だったので、剛さんのご要望に満足に応えられなかったかもしれないけど、何かあったらまたいつでも。 三人の健康を祈って、乾杯! 今日はここまで。
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