この間、九州に帰る妹を送りに梅田に出た帰り、購入した本が、3冊。 「ホンモノの文章力 自分を売り込む技術」 (樋口裕一著 集英社新書) 「日本人が忘れてはいけない美しい日本の言葉」 (倉島長正著 青春出版社) 「天才の創りかた」 (川島隆太著 講談社インターナショナル) ……という代物。
何でこんな本買ったんだろう?(爆笑) 「天才…」云々のタイトルに手を出すのはいつものことなんです。単に『天才』という存在に物凄く興味があるから。 文章関係の本に久々に手を出してしまったのはコンプレックスが刺激されて、相当動揺してたんだなと、後で本読みながら冷静になって苦笑。
読解力も、文章を書く技術も全然足りなくて、ちゃんと言いたい事伝わってるんだろうか…くらい、不安や疑問を抱えながら、文章書いてる人間としては、沢山本を読む人、キチンと文章を書く人って憧れてしまいます。
漫画だと文字で表現できない分を絵でカバー、絵で描けない部分を字でカバーで、何となく形になるような気もするのですが、まあ、こういうこと言ってる程度のやつなのでどちらの力も中途半端なわけです。
ただ絵は書き続けてさえいればある程度、技術は上達するというのは経験でも理解できましたが、文章も絵と同じで、何度も書いてるうちに上手くなるらしいとは聞くものの、そこのところは、どうにも納得できてない部分です。
なんだか書けば書くほど文章が破綻して行ってる様な…そのくせ修正しようにも、その腕が無いとか…。 ……なんだか書いてて悲しくなってきた…。
いやいやこんな愚痴を書きたいんじゃなくてですね、「ホンモノ…」を読んですごく思ったことは、ネットの日記って一種の『小論文』なのだなということに気がついたって事なんです。 上手な日記、面白い日記とかってこの『小論文』の基本形をしっかり抑えてるんだという事が判明して、一つ賢くなりました。 じゃ、自分もそれが出来るか?といわれればほとほと困り果ててしまうのですが、まあ、ちょっとは意識しながら書けば、まともな文章が書けるようになるかも知れません。 (…多分、馬の耳に念仏…だろうな…。)
追記
なんだか最近「青少年社会環境対策基本法」でネット住人の方たちがかなり憤慨なさっているようですね。 良い悪いはわかりませんが「恋の奥義は秘めたる恋にあり」で、規制枠の中で表現するってのも、表現の技術向上に繋がるかも。
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