ノーエの日記

2004年09月05日(日) 玉様。

秋の番組編成期バンザイ(笑)
この時期、時々見逃して悔しい思いをした番組が再放送されたりします。
以前見逃してしまった、番組、坂東玉三郎さんが鼓童の舞台を演出する様子を撮ったドキュメント番組です。
鼓童の舞台は大好きで、最初妹と二人で舞台を見に行っていたものが、いつの間にか家族全員で舞台を見に出かけるほどのファンになったのですが、それをあの坂東玉三郎さんが演出するとあって、興味津々。
美しい佐渡の風景と鼓童のメンバーとやはりお美しい(笑)玉三郎さんとの交流がじんわりと胸にしみるドキュメントです。

芸を極めた一つの大きな才能が、まだ眠っている可能性をどんどん引き出していくのが爽快でした。玉三郎さんが出した課題を鼓童のメンバーの一人一人が、悩みながら何度も練習を繰り返し、短い期間で吸収して形にしていくのですが、道を極めようと絶えず鍛錬している人たちのその理解の仕方の早さに鳥肌が立ちます。
絶えず前進し、挑戦し続けてる人たちの“創造”への情熱に胸が打たれました。また、大阪で公演してくれたら見に行こうと思いました。

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時代劇ファンの友人から、大好きな原作がNHKの金曜時代劇で放送するから見て〜といわれて見たのですが、後日、その友人と会った時、「イメージが違う#」とおかんむりでした。
彼女は新撰組!のファンでもあるので、この間たまたま見た『寺田屋騒動』の事を三谷節全開で、非常に面白かったので「やはり三谷さんはこうでなきゃと思った。田畑智子と優香のシリアスなシーンも良かったし。やはり日曜の8時じゃなくて、金曜の8時で、あの乗りでずっと三谷新撰組をやればよかったのに〜」と伝えると、本人も「うん。時間帯間違えたかも。視聴者のターゲットが大河ドラマの好きの人たちじゃなかった方が良かったかも」との返答でした。
トレンディ・ドラマの俳優達を使うようになって、徐々に『お堅い』イメージを壊してきたNHK大河ドラマではあるのですが、三谷幸喜起用は、時期が早かったかもしれません。
視聴者の傾向を把握してない訳じゃないだろうに。いい演出家さんなんだから、もうちょっと気を使って欲しいなぁ。→NHKさん。


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