2001年07月27日(金) |
続・はじめての味、シオ納豆 |
あ〜ん、ぱくり。もぐもぐ。
あ〜、この味、なんじゃ、こりゃ!? なんといいますか…甘い……。塩納豆なのに……。 確かに甘口とは書いてあったが、売り場に辛口があった訳でもない。
関東の居酒屋さんで出てくる甘塩の卵焼きみたいなもん? はじめて甘塩の卵焼きに大根オロシがのっかって、 出て来たのを食べた時はびっくりした。 基本的に「甘い」と「塩い」の共存味って、実は苦手。
普通の納豆が、ただのさっぱり塩味になったのを 想像していたので調子が狂う。 私にとっては、予想範囲外の味。
アルコール分の抜けた甘酒にゆで納豆が入って、 昆布の旨味が入ったような……。
「そうか、その手があったか!ちっ、騙された」とでも言うか、 て、全然騙されてないんですけど。 て、原材料(26日分参照)どおりやん。しかも、めっちゃ忠実。
そりゃね、コウジで甘酒つくりますわな。 酒粕を使って作った甘酒もどきとは、比べモンにならんほど旨い。 甘酒を飲みながら、コウジのブツブツを食べるのが、また楽しい。 その中にゆで納豆と細切り昆布を入れ、ご飯にかけて食べてみる。
あ〜ん、ぱくり。もぐもぐ。
「あら。お好きな方は、答えられない味でしょうね。 ただ、私にはちょっと……」 そんな感じか。
口の中、ぴりぴりするし。 正味期限は、まだ数日先のはず。 ここんトコ、暑かったから冷蔵庫の中もバカになって、 正味期限より早くに、発酵が進んでいるとか? それで、こうじが甘酒みたいになって、甘い……とか? う〜ん、謎。そして、ちょっと心配。
仕様が無いので、作りかけの味噌汁にぶちこむ事に。 熱湯消毒にもなるしな(こんなコトばっか、言うて……)。 幸いにも、味噌を溶かす直前。味の加減はこれからできる。 具は木綿豆腐となめこ。煮えた鍋の中に、残りの塩納豆をいれる。 大豆たんぱくと、ぬめりモンの二乗。 こうじも昆布も、味噌汁には良い具合。 味噌を少なめに溶き入れる。 ちょっと甘いけど、口の中、ぴりぴりも無い、納豆汁が出来た。
続く。
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