喰いえるコトなど

グルメ?何それ?ウマイはウレシ、マズイはタノシ。
いわゆるひとつの食い意地日記

2001年06月26日(火) はてさて、お味は?=メイキング オブ コンビーフ6

さて、一昨日の日記の続き。

やっとコンビーフを煮て、ニタニタほくそ笑んでます。
煮た後には、数日家をあけねばならなかったので、
すぐには食べられなかった。
冷まして、冷蔵庫にほおりこむのが精一杯。
ま、冷蔵庫で1週間は持つという事だったので、
取りあえずは仕方がなく。

用事を終えた2日後「どれどれいかがなものか」と、
包丁をいれる。
そしたらね、おいしかったです。しかもごっっつい。
びっくりしたなぁ、もう。

もっぱら、コンビーフを自分で作ってみるという点に、
感心が注がれていたので、「味はどんなんかなぁ〜」
とか期待するコトや、想像するのを忘れていた。
そんな具合に、うっかりと調理をしたので、
それを口にいれてみた後の、
おいしかった時の感動ときたらまあ。

肉部分がね、缶詰めのコンビーフの味を極上にした感じ。
塩でひきしまった肩ロースの部分が、筋というか、
ちょっと太い繊維状になってて、
煮られたソレがやわらかくなってるわけです。
それから、かたまりを外から見た時はわからなかったけど、
肉塊と肉塊がつながって、ひとまとめになってるでしょう?
その肉塊と肉塊をつなぐ部分が
透明のゼラチン質になっているわけです。
そこがもう、べらぼうに旨い。
手の平を上にむけて、鼻の下からそのまま上に
グイッとひきあげたいぐらい
「てやんでぃ、べらぼうめぃ」に、旨い。

私にはこういう場合の調理の常として、後先考えず、
ついつい調味料をあるだけほおりこんでしまう傾向がある。

「タイムな。買ってきたフレッシュもんのワンパック、
のこしてもザンないし、全部つこたろかい。
そういや、ずいぶん前にパッケージにひかれて買ったものの、
どないして使かったらエエかわからん
マスタードシードがあったな。
一緒にあれもいれよっかなぁ〜」
タイムはともかく、レシピにないモンまで、
使おうかとさえ考える。
我ながら、何を考えているのか?

レシピを無視して作って、
肉屋のおっちゃんにサービスしてもらった、
そこそこエエ肉を台なしにしたら
どないするつもりだったんでしょう?

続きます、コンビーフ作りについて。
書きたい事がまだまだある。



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