喰いえるコトなど

グルメ?何それ?ウマイはウレシ、マズイはタノシ。
いわゆるひとつの食い意地日記

2001年06月15日(金) ………なんで、とうがらしエキス入り靴下か?の続き。

………なんでいきなり、とうがらしエキス入り靴下か?
いやね、昨日書いたしゃもじへの突っ込みは、
とうがらしエキス入り靴下のうたい文句だったんです。
で、その靴下の裏についてたんですな、ツブツブ。
グッバイできませんでしたけどね、冷え性に。
だって寝る時、裸足のんが気持ちいいじゃないですか。
私は普段履きにしておりました。
でもね、分厚いからモソモソするんっすわ。
それからね、友達の子供と遊んでいる時なんかは、
長ぁ〜い廊下をね、走ったり、するんざしょ?
しませんか?私はします。
でね、裏にツブツブついてるから、滑らないんですね。
それはそれは、オモシロないですね。そんで、ピリピリするし。
思いましたね。「あぁ、はいってるな。とうがらしエキス」って。

ともあれ。
そんなかんじで、ブツブツ付きしゃもじを小馬鹿にしてた私。
(そんなかんじが、どんなかんじか、謎な方は、
ぜひぜひ、一昨日と昨日のも読んでみてみてくださいまし)

ところがどっこい、実物を見たとたん、心がはずんだ。
どのくらい便利グッズが便利なのか、確かめられるチャンス到来!
御飯は私が大好きな、ひじき入り玄米。
鍋底にはうまい具合にオコゲもできたぁーる。

左手にお茶碗、右手にしゃもじ。
右手のしゃもじを深々と鍋に差し入れる。
しゃもじを鍋底にあてて、オコゲをこそげとる。
左手のお茶碗によそうと、しゃもじにくっついていた側の御飯が上をむく。
キツネ色というより、タヌキ色です。ええ具合です。おいしそうです。

ええ色かげんのおこげに心と目を奪われる。
左手におこげつき御飯入りお茶碗、右手におはし。
ええ具合の色加減のおこげにおはしを入れ、おこげを口に運ぶ。
個人的好みからいえば、やや塩からいが、
その頃私は疲れていたので、身体には具合よかろう。
あぁ、本当においしい、おいしいよぅお。

玄米おごげのおいしさをを確かめるように、
御飯をかみしめかみしめ、食は進む。
悲しいかな、2杯目なので量はそんなによそってない。
玄米おこげと私の蜜月は、すぐに終わりを迎えた。
シミジミと味わいつくしたその時!!

ジャーーーーーーーー。

水音が聞こえる。鍋に水を入れてるぅううーーーー!
しゃもじは?しゃもじさんはどこ!?便利グッズさんはどこに!?

もちろん鍋の中で、ぷかぷかと水に浮いている。
しまった!!
玄米おこげに気をとられて、しゃもじに御飯粒がついてるかどうか、
確かめるの忘れたぁーーーー!!!!

くっすん。

ブツブツ付きしゃもじを、実際に使ったにも関わらず、
どれだけ御飯粒がくっつかないのか、わからないままである。

そして、しゃもじやら、とうがらしエキス入り靴下に夢中になって、
「御飯のよそい方、知ってる?」という質問の真意も今だ謎のままである。

一昨日も昨日も今日も、世の中には謎なコトが多々あるものだ。
そんでもって、謎のひとつやふたつあっても、
ヒジキ入り玄米ごはんのおこげは、確実においしい。

ごちそうさまでしたっ!



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