しむちゃんのつれづれ日記
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2005年09月11日(日) 自民党圧勝?

本日は第44回衆議院議員選挙の投票日でした。
圧倒的な自民党の勝利になりそうな状況です。

10数年前までは政治には全く興味のなかった私ですが、経済を勉強することを
きっかけに、政治にも興味を抱くこととになりました。

で、今回の結果には正直、驚いております。
本当に小泉自民党の考えを理解した上で多くの人が投票をしたのかどうか、
多いに疑問を感じています。民意は正しいと言いますが、多くの人は小泉劇場に
躍らされたのではないかと思っています。

本来なら、民主党や国民新党の考えを支持すべきところなのに、小泉純一郎という
その人に対しての期待感だけで自民党に票を投じた人も多いのではないでしょうか。
また自民党というだけで小選挙区候補者に投票した人も多いのではないでしょうか。

選挙結果の分析は、この後、時間を置いてなされるとは思いますが、
このような流れを作った小泉純一郎がすごいと言うべきなのでしょうか、躍らされた
我々が愚かだと言うべきか。良かれと思って投じた票も、拮抗勢力を作りえなかった
結果、国会でどうなるかは今後を見守るしかありませんが、身の回りを固めた
小泉自民党が、その法案をどんどん推し進めることになるのは明白です。
郵政法案を否決した参議院も変わることになるでしょう。

ただ、自分自身は郵政民営化という大義には賛成です。
個々の内容に多くの問題があるとしても、変えるためには大義がなければただの
修正にしかなりません。修正を改革と銘打って国民をだます方が罪だ、と自分は
考えますから、あくまで比較論ですが、民営化ありきで中身がついてこない方が
まだマシです。

いろんなご意見はあるでしょうが、問題先送りで時期を逸するか、今しかないと
捉えて事を急ぐか。問題先送りして失敗したバブル後の不良債権問題を思うと、
痛みはあるけども問題を早く処置をして損失は最小限に留めることが必要かと
思っています。国家判断で出した損失は全て国民の血税で補われておりますから、
つまりは全て国家の借金となっているわけです。国家の借金ということは、
国民の借金と同じこと。国が勝手に借金をして、そのツケを国民が負うという
ことは、決して許されることではありません。

とまぁ、あれこれ言いましたが、政治に無頓着であると、結果的には
自分の不利益になって返ってくることになります。後から文句を言っても
手遅れです。政治で行われようとしていること、行うべきことに関して
自分なりに考えを持って接していくことが必要だと感じた今日の選挙結果です。

はい。今日は曇りのちときどき雨。(東京地方)


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