利息と利子の違いって何でしょう? 使い方としては、「預金利息」「貸付利子」なんていうぐらいですから、 金融機関に貸し付けると利息、金融機関が貸し付けると利子とも言えなくも ありません。とはいえ、性格上はどちらも同じ意味ですね。
さて、ここからは表現を「利息」に統一しますが、この利息ってどういう 意味なのでしょうか。日本における一般的な定義としては、
「元本使用の対価であり、貸付額と貸付期間に比例して支払われる金銭その 他の代替物」
と言われています。この中には、元本の貸借料のみならず、事務手数料や 資金調達手数料、あるいは貸倒れリスク料などが含まれます。ですから 個人と企業とではその利率に差があり、企業でも差があります。借り先 でも、証券会社や生保、銀行、銀行系ローン会社、消費者ローン会社、 サラ金とではその利率が違います。信用のあるほど前者側、信用がないほど 後者側になります。さらにはその貸出手法も違います。
利息には通常の資金貸付以外に、企業へのコミットメントラインとかCPの バックアップラインとかいう貸付保証枠そのものにも適用されていますから、 必ずしもキャッシュが動いた時に限りません。
技術的な研究はここを参考に見てもらえれば いいかと思います。
個人でいうと銀行から借りれない人は消費者ローンやサラ金へ流れていま したが、その隙間を埋めるものとして銀行系ローン会社が出てきました。 それでも10%を越える利息を課すのは個人に対する信用が低いから。 その信用はどこから来るかというと、多くは所属する会社であり、それから 個人のタイトルや功績から来ます。ですから無職の人には審査が厳しくなる のは銀行側からすると当然の行為になります。芸能人であればその知名度 ということになるのでしょうね。
このデフレの状況では貨幣価値が高いわけですから、できるだけ借金を せずに現金を持っておいた方がいいということになります。(本当に今は デフレであるというならば)
借りる側からすると借りにくい状況であり、逆に貸す方も金融庁からの 縛りのせいでおいそれと貸せる状況ではありません。こんな状態を金融 収縮といいます。経済の血である貨幣の流通が減少してしまうのです。 お金を使える環境にないことを一般的に景気が悪いと表現します。これは 持ってて使えない場合も、持たぬために使えない場合も同じです。
企業は依然バランスシートの改善に努めていますから借金の返済を行って います。超低金利が続いているのに借りないのは従来では考えられなかった 行為です。この環境が改善されなければ生保の利率も高まらないし、預貯金 の金利も高まらない(つまり国債が高い)わけですから異常です。
でも、なによりも収入が減っているわけですから買いたいものも遊び金も 減っていますから、これをどこまで続けられるか。結構ストレスが溜まり ます。利息云々を言う前に、早く収入が増えて欲しいものです。
さて、これは誰に言っているのでしょうか?(苦笑)
はい。今日は曇りところにより一時雨。(東京地方)
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