しむちゃんのつれづれ日記
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2003年04月20日(日) 1票の圧力

都議選の時は良かったのですが・・・・
とうとうこの地区も市議選が始まりました。

市議選は担当地区が狭いから選車でウチの近所を通る回数が増える。
ということは、あのけたたましい叫び声が聞こえてくる回数が増える。
自分はこういった選挙の時にしかお願いをしない候補者には投票をしない
ことにしています。というか、選挙民からお願いされて選挙に出るのが
本来の姿じゃないですか。駅前や街頭で頭を下げてお願いする候補者の
姿を見るといつも落胆します。お願いした上に公約を平気で破るなんて
ことするのは住民への裏切り以前に政治の崩壊です。

そりゃ投票する側はいろんな思いがありますから自分のような人ばかり
ではありませんが、市議であっても我々の市民税から収入を割り当てられ
ているんですから、本当の意味で市民の利益になることを実現するために
汗水たらして働かなければなりません。そしてそのような建前を公約と
したならば、最後までそれを貫き通す決意を持って職務を遂行して欲しい
ものです。

市民の税金を資本、議員を資産に例えるならば、良くない議員を抱える
ことは、その資産価値に対応する資本は過剰です。つまり過剰な資本を
資産に費やしているわけです。資本の過剰投下です。ムダ遣いです。
それで税金のムダ遣いをされた時にはダブルパンチです。

公共投資に関していえば、どんなムダ遣いも経済効果は変わりませんが、
政治家であればその使い方が問われます。市民もその使い方を見ています。
ただ限られた税収にもかかわらず、それ以上の支出をするのは例え短期的に
市民にいいことであっても長期的には借金を後世に残すこと。経済が成長し、
人口も増えている状況であれば返済の計画も立てられますが、そうでなけ
れば返済など出来るはずがないことで、無謀と言わざるを得ません。もし
それでも返済できると言うならば、それは税収を増やすということです。
将来の税収を増やすことを担保に今の支出を増やすということです。今が
良ければそれでいいという人もいるでしょうし、それじゃダメだという人も
いるでしょう。が、自分が預けたお金を目の前でムダ遣いされていれば、
いい気になる人はいないでしょう。市民のチェック機能というのはそこに
あるんです。これが機能していないからこそムダ遣いは続くんです。

市議選はやる方も大変ですが、選ぶ方も真面目に選ぼうとすれば大変です。
候補者の声を聴かなければ、誰が何をしようとしているのか、どういう
考えをしているのかが分かりません。そんな状態で投票をするのは本当なら
困難なことなんですが、こう言っちゃ悪いのですが、投票者側もそんなに
真剣に考えて投票しているとは言えないもんですから、例えば好みの顔だ
とか、やさしそうだとか、好きな政党だからとか、知り合いだからとか、
選考基準は結構いい加減です。候補者側もそれを知っているからそれなりに
選挙戦を考えます。いかに真面目に政策を考えるかよりも、いかに多くの
投票をしてくれるかに重点を置きます。

市政に優秀な人が少ないのはこういった背景があるからです。
動かせる範囲が狭いということも一因です。大志を抱いても国は動かせま
せん。でも市政がしっかりしていなければ国政もうまくいかないことは
しっかり認識していなければなりません。地方自治が大事になってくるから。

ひとつお願いしたいのは、市政にも企業の決算制度を導入して欲しいこと。
予算に対する評価を毎年行って欲しい。それをすることで予算の正当性を
チェックできるからね。もしやっていたとしても多くの人の目に止まる様な
方法で公開して欲しい。これができないということは、何かやましいことを
しているか、決算能力がないかのどちらかです。だから制度として市政や
県政も決算公開制度を導入して欲しい。お役人の言い訳としては、決まり
ごとがないからやっていないんだということになる。こういうところにメスを
入れるのは政治家の役目だから、だからこそそういうことをやってくれる
議員を選ばなければならないんです。役人のチェックは議員がすること。

小さな声も積もれば大きくなる。政治の機能が正しく動くために、我々も
無関心でなく、微力でもなんでもいいから1票の圧力をかけてみませんか?

はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)


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