しむちゃんのつれづれ日記
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2003年04月21日(月) 会計基準の違いを理由にするか?

アメリカと日本との間には会計基準に違いがありますが、そのひとつと
して在庫の時価評価があります。

日本の場合はまだまだ取得価格で保有し続けますが、アメリカでは時価
評価を採用しているところが多い。というのも、例え売り物であっても
時間とともに価値が下がってくるので、その下がる価値を何らかのモノ
サシで毎期評価するということ。(つまり下げる)

一番妥当なのは市場価格というモノサシですが、汎用品であれば、それ
なりに価格をつけられますが、一品受注品や固有品であれば、その品物
特有の価格ですから時価という概念がありません。だから市場価格といい
ながら運用面では償却する手法を取ることがあるようです。SECへの
決算書には市場価格と書かれていますけどね。

債券・株式・不動産の多くは流通性があるから外部評価あるいは第三者
評価ができます。でも物品に付いては流通性がほとんどないから外部評価
が難しいんですね。だから市場価格と建前ではいいつつも、合理的と思わ
れる価格評価をする。

そういうことがようやく分かったのですが、相手先から購入した品物を
買い戻すことを交渉する段階になって、会計基準だから、という理由で
在庫品を減価償却後の価格で買い戻すなんてことは卑怯な言い方だと
思いました。仮に上述のように運用でそうしていたとしたら、そういう
説明をして欲しい。在庫品はあくまで売り物にすることを前提とした商品。
固定資産とは意味合いが違う。この説明を蔑ろにして会計基準であることを
理由にするならば、交渉の道具として減価償却法を使用したと言わざるを
えません。つまり安く買い取ることを目的としていることは明白。国の
違いによる会計基準の違いはどうしようもありません。だからこちらは
相手先の会計基準にのっとった買取価格に合わせるべく社内調整をしようと
考えていたところ。でも自分の中で疑念の思いが払いきれなかったから、
とある人に問い合わせてみたのが良かった。相手方のストーリーが見えて
きたような気がします。自分の姿勢は固まりました。

まぁ、お互いにキャッシュが無いから苦肉の策とも言えなくもないですがね。
あちらさんが苦しいなら、こちらも苦しい台所なので、そう簡単には受け
入れることができないことだけは伝えたい。連休を挟んでの攻防です。

はい。今日は小雨のち曇り。(東京地方)


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