バブル発生以降に行われたこと、起きたことを列記してみます。
◆バブルによる資産価値増加 ◆資産価値増加に伴う融資の増加 ◆バブル崩壊による資産価値の減少 ◆資産価値の減少による過剰融資分の不良債権化 ◆金融機関による不良債権処理の先送り ◆不良債権の先送りによる悲観的予測 ◆悲観的予測による企業連鎖のディスオーガニゼーション ◆ディスオーガニゼーションによる需給均衡の低下 ◆需給均衡低下状態の維持(悪い均衡) ◆悪い均衡による価格低下の定常化 ◆価格低下によるコストダウンの強化 ◆コストダウンの強化に伴う収入の低下、失業の増加(合成の誤謬) ◆収入の低下による需要の収縮(デフレ)
これだけを見ても、バブルの崩壊がデフレを起こしたことになります。 しかも一時的なデフレでなく恒常的なもの。となれば、これはデフレではなく、 均衡状態の低下による健全な状態ともいえます。ですからいくら財政で支援して もかつての成長率、経済状態に戻らなかった。ケインズ政策では結果的に効果が なかったことになります。だから一時的な均衡低下を戻す政策であるケインズ 政策を施しても、潜在的な成長線に戻ることはありません。なぜならケインズ 政策は均衡が低下した理由を問わない短期的な効果を狙ったものだからです。
そもそもバブルとは何だったのかを総括しないと、バブルの時を基準にして 今が悪いんだということになります。今の状態がバブル前の状態に戻ったのなら、 その間の20年間を失った20年として再びやりなおす方向で考えてもいいの ではないでしょうか。自分はそう思うので、「バブル後最安値」なんて表現は 今の状況を考えると表現のミスマッチだと思います。バブルが異常であったと 考えるならば、基準はバブルではなくて、バブル期間を除いたところで考える べきでしょう。「最安値」なんて表現を使うことで悲観的な心理を呼び起こす だけなので止めて欲しいんだけどね。マスコミには。アホな連中がそれを鵜呑み にして信じてしまうし、それがまた連鎖を引き起こすもんだから手におえない。
そういったバブルを引き起こした張本人は誰なんでしょうかねぇ。 バブルが崩壊して政府がいくら手を打っても解決しない状況を見てほくそ笑んで いるんでしょうかねぇ。それって銀行の総元締めのプリンスたちなんでしょうか ねぇ。その人たちは誰なんでしょかねぇ。本人たちは引退して表に出てこない から、われわれには分かりにくいんですけどねぇ。さてさて。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
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