| 2003年02月26日(水) |
書物は読めば読むほど知識(財産)になる |
目からウロコというか、納得させられたというか。 というのも、景気回復のためには財政政策(国が借金してお金を投じること) も構造改革(悪い仕組みやそのものを切り捨てたり改善したりすること)も いわゆる需給バランスを改善するための処方箋ではないという意見を理論を 伴った形で理路整然と記述された著書を見ているから。
内容の詳細は後日に譲るとして、例えば財政で言えば、これは需給ギャップ (潜在需要と実需の差)を埋めるだけで実需を持ち上げることではないし、 構造改革は長期的なマクロ政策であって、短期的には合成の誤謬(例えば コストダウン、投資控えをおこなって企業努力(いいこと)をしても全体と して収入を落とすことになり経済は収縮する(悪いこと))を引き起こすこと になり、それが経済破綻を引き起こすことも考えられるというもの。
財政はやれば上がるが止めれば下がる、そして残るものは借金だけ。 構造改革は長期的にはやるべきだけれどもやれば死人が出るというもの。
まぁ、財政に関しては政府通貨発行という手段もあるので借金だけが残ると いうことは一概には言えないんだけど、それでも需給ギャップのことを言われ るとこれは否定できない。景気回復のきっかけと思いお金をいやというほど ばら撒いても、それは根本的なところでの解決にはならない。
じゃあ、どうすればいいのかというのはこれから読むところです。 バランスシートの左側を正しく評価しろと言うのがひとつの結論だけどね。 保有株式にしても設備にしても不動産にしても在庫にしても。不良債権処理 というのはそういうことです。金融機関の不良債権処理とは結局のところ 貸出企業のバランスシートを正すということに他なりません。単に業績の 良くない企業を切り捨てるということだけではありません。このあたりの 認識の仕方なんだろうけどね。貸し手も借り手もね。
他にも色々とありますが、また今度ということで。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
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