安定した生活をしていて、安定した会社に勤めていて、いい知恵が 出てくるのか。逆境に陥らないと知恵というものは出て来ないのか。 あるいは他の要因が関係しているのか。
知恵を出すのには何等かの理由があるはずです。 何かを解決したいとか状態を良くしたいとか、あるいは作為的に 誰かをだまそうとか法律の目を逃れるとか。いろいろありますね。
知恵を出すというのは、やはり自身を守るためだと思います。 あるいは自身が属する集団を守るためだと思います。 誰かのために知恵を出すのは、これまた誰かを守るためでしょう。
自分が定義する知恵とは、経験や知恵から派生する機転。 派生するものですから、過去にとらわれるものではありません。
おばあちゃんの知恵、とかいう言葉がありますが、これは過去の 経験や体験から出てきたもの。これはこれで大事なんですが、 こと日本の経済となると過去の経験が生かされないことが停滞から 抜け出すのが出来ない理由。つまり、その発端が人間の知見では 計れないことが起こった可能性があるのです。
単純に考えると、その状態を解決するには今まで行ってきた処方箋 では治らないということで、例えば頭がおかしいんじゃないかと 思えるようなことを実施することが意外と処方箋になってくることも ありえるのです。
ということは、学問としてせっかく習得した知識が生かされないと いうことにもなりますが、決してそういうことではなくて、そう いった基本的なことすら知らないで発展的な、あるいは応用された 知恵は出て来ないと思います。少なくとも日本の手続き主義の世の 中では、その出足でつまづいてしまいます。おまえはアホかと叩か れてそこで終わってしまいます。でもアホと言われてもそれをはね のけるぐらいの気概があってもいいはずです。
大きな組織に属していると、自分の持ち場が自ずと決まってきます。 そこで与えられたことだけをやっていては知識は増えても知恵は つきません。そこで起きた問題を解決するために悩みもがいてこそ 知恵が出てくると思います。
年を重ねてくると、面倒なことから逃げたくなりがちです。 失敗を恐れていかに自分に責任が降りかからないかを考えてしまい ます。時間切れを待っていても何の解決にもなりません。そんな 状態であるのが現在の政治であり、官僚であり、企業の体質です。
問題が次々と生まれてくる状況にほとほと疲れたなんて泣き言を 言っている職場のライン長の言葉を聞いて、せっかくの崇高な知識 が泣いてしまうよ、部下の志気が低下してしまうよと言いました。 問題を解決していくプロセスがその人のノウハウになり、会社の ノウハウになってくることを考えると、せっかくのチャンスを 逸してしまうことになります。
問題解決をすることがその人の付加価値と言い換えるならば、その ことに給料が支払われていると考えるのが自然です。逃げ出す人は 給料を減らすぞと言ってしまいたいんだけど・・・。
やっぱ組織が硬直化していい知恵が出ないから企業は成長することが できなくて悩んでいるんだろう。でもそれは人事制度の問題かもね。 人事評価の仕方。上位者のみが評価が出来るその仕組みに問題が あるかもしれない。下から突き上げられて上位者は負けじと頑張る。
なんだか結論が見えなくなってきたのでこのへんで終わります。 みんなで知恵を出し合って逃げずに前向きにやっていこうね。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
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