| 2002年12月11日(水) |
上司のグチは聞きたくない |
会社の組織は、ある意味政治の世界とよく似ている。 というのも、決定する人の顔が見えないからです。
表向きは会社のトップである社長が決定権を持っているように 思われがちですが、実態は役員の集まりである取締役会において 決議をするわけです。そのあたりは党の首脳会議と似ています。 で、決は社長が取りますが、反対勢力がいなければそれで終わり というつまらない結末です。
往々にして新しい事業を始める時は、見てくれがいい事業計画書を 作って、いかにもバラ色な将来を見させてくれるようなもので 皆が納得するのですが、いざ頓挫してしまったら、皆がそこから スーっと引いてしまい、責任を取る人間が消えてしまいます。 というか、総意で決めたものだから、誰がという固有名詞が出て こないので、結局尻拭いはその時に適任と決め付けられた人間が 不運にもその役目を与えられて、自分を悪者にして消すことに なりますが、この人もまた自分がかわいいから他の人に責任を なすりつけて逃げてしまうという、なんともその事業に関係して いる社員がかわいそうな状況になってしまいます。しかも時間が かかるのでその間はモチベーションも低下してつらい時期が続き ます。
こんな状況だから、なんとか続けようと考える人がいたとしても 周囲が前向きに考えることができず、どこに聞いても消極的な、 つまり出来ない理由ばかりを並べたてます。どうしたらできるかを 考えようとしない状況になってしまいます。
誰のために仕事をしているのか、会社で費やすエネルギーを放出 するのはどこに向かっているのか。さっぱり分かりません。
始めるエネルギーよりも、止める時のエネルギーがより大きいのは 結婚よりも離婚するエネルギーの方が大きいのと同じでしょう。
従来のことを続けていれば、そこにつぎ込むお金がムダ金であっても そこに関係する人たちは仕事が続けられるから反対をするわけが ありません。それに異論を唱えようもんなら、叩かれることは明らか。
でもそれを許す環境が会社を悪くしていること明らかです。 同じことが政治にも言えます。国民が幸せで豊かと感じていること 全てが国にとっていいことかというとそうでもない。逆に国にとって いいことが国民にとっていいこととは限りません。その舵取りを 政治家が誤って判断したら国民は、国家は、どうなってしまうのかは 言わずもがなです。
痛みを覚えるのを好む人なんかいません。それでも国の財政が破綻 してしまうことが近い将来予測されるならば、土下座してでも 国民に納得してもらうために行脚するつもりがなくては、いつまで たっても甘えの構造はなくなりません。国民にいい顔をしている だけの政治家は、結局のところ国民のために政治をしているんじゃ ないんです。自分だけがいい目を見て、国民が不幸になっても自身は 責任なんか取るつもりもないんだから、あちから後悔するのは国民。
この人は信頼できると思っているひとは、いいことばかり言って いませんか?それは信頼しているつもりでも結局は騙されているん ですから、そのあたりは賢く見極めましょう。あとから騙されたと 嘆いても誰も助けてくれませんから。
それにしても室長みずから我々にグチを言われても困るよなぁ。 与えられた立場に文句を言って、挙句のはてに逃げ出す始末。 ヤなところに直面しています。今の職場。これも試練かも。あー。
はい。今日は晴れ。(東京地方)
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