| 2002年09月17日(火) |
ちょっとみかけた特集 |
隣の職場に広報部があるんですが、帰り際に担当君が新聞を広げて いたのでちょっと覗いてみました。今日は大した記事は無かった のですが、横のほうによけてあった特集記事が目に止まりました。 それは、「加速する 市町村合併」。
折り曲げて上を向いた面に九州の地図があったからなんだろうと 思って覗いてみたらそういうタイトルだった。で、実家のある場所を 見てみると、なんだか合併の雰囲気が見うけられました。ずいぶん 昔からあった話ではあるんですけど。
この合併の動きは、言い方は悪いのですが、体力が弱ってきた、 あるいは体力が無くなってきた市町村が自分たちよりより体力のある 近所の市町村と合併することにより「魅力のあるまちづくり」を 推進するということのようです。さらには地方分権の受け皿になろう、 というものです。
市町村数の変遷が書いてあって、1888年(明治21年)には 市が無くて町村が71314。その翌年に市制町村制施行により 「明治の大合併」と言われる集約が起き、市が39、町村が15859。 江戸時代から引き継がれた自然集落を約300から500戸を標準 規模として合併が行われました。
戦後になって大幅に市が増え、1953年(昭和28年)には 「昭和の大合併」と呼ばれる、戦後、新制中学校1校の設置に必要な 約8000人を標準として、合併促進計画を作成。その時点で市が 286、町が1966、村が7616でした。同年から1961年 (昭和36年)までに市町村は約3分の1になりました。
今日に至るまで市町村合併特例法改正がたびたび行われ、そのたびに すこしずつ市が増えつづけ、2002年4月の時点で市が675、 町が1981、村が562となり、ここからさらに合併が進む模様です。
さいたま市のように3市が合併する場合(県庁所在地よりも大きな 都市が近くに存在し、行政上不都合を生じたケース)もありますし、 良くあるパターンとしては市に郡部が合併するケース(財政難により 補助金や税収の面で有利な近隣の都市にくっつくケース)があります。
合併するには大きく分けて民意を反映したものと行政側の都合とに 分けられます。どちらがどうというのはその地域によって事情が違う でしょうから何とも言いがたいのですが、望まれるのはどの地域でも 差の無い行政サービスを受けることができるようになること。でも これは自治体の税収によって(税率と市民数により変わる)見方が 変わりますよね。
大半はお互いにメリットのある場合が少ない(どちらか片方が犠牲に なる)ので、ある意味救済なのですが、それでも地域拡大により 市民数は増えるし、なんらか欲しいものが手に入ることもあるし、 必ずしも不利益とは限りません。その見合いをどう考えるかです。 でも具体的なことを考えないと、一般論で言っても地域の事情は様々。 今度はどこかの例でも挙げてみようかね。
はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)
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